「ラクマ」での”出品から売上金受け取り”を徹底解説！
前回は皆様に「ラクマ」とは”どんなアプリなのか”をその特徴や利点をふまえて紹介させていただいたと思います。今回はその続きとして、「ラクマでの出品から取引・入金完了」までの流れについてを、初めての方にも分かりやすく説明していきたいと思います！
前回の記事については、下記のリンク先よりご参照いただけると幸いです。
「ラクマ」出品までの主な流れ
こと出品において、「メルカリ」も「ラクマ」もフリマアプリという関係上、その出品方法にも大差はありません。
以前、メルカリについてご紹介した時と同じで「商品の写真を撮る」「商品の説明文を記載する」「配送方法・商品価格の決定」を行い出品します。
ただ、以前ご紹介した通り「ラクマ」には”独自機能とも呼べる「購入前申請」システム”があるので、そこだけ注意が必要です。
これは”どのフリマアプリにも言えること”ですが、出品に向けての前準備はとても重要です。
「どうやって梱包するか」「どの発送方法を採用するか」等、事前に決めておくことで、スムーズに出品していきましょう。
出品前に準備するものについて
出品するにあたって、以下のポイントを確認してください。
☑配送方法
☑送料チェック
☑梱包材
まずは、「商品の状態」を事前に確認しておきましょう。
新品でも買ってから時間が立っている場合、経年劣化していることがあります。
購入者は実際に商品を手に取れないので、”状態を伝えるためにしっかりチェック”しておきましょう。
☑「おもちゃ」「機械類」…”破損”や”動作確認”、”箱の有無”など。
☑「本類」…”書き込みや折れ”、”背表紙やカバーの日焼け”など。
☑「CD類」…”ディスク部分の傷”、”読み込み可能かどうか”など。
「破損個所を知らずに出品して、売れたあとでトラブルになる」なんて”目も当てられない”ので検品は必ずしてください。
配送方法については「未定」より「事前に決めてある方」が、購入者に安心感を与えます。
”匿名配送”にする場合は、「ゆうゆうラクマパック 」に設定します。
※売れたあとで「ゆうゆうラクマパック」を使っても、匿名配送にはならないので要注意です！
「匿名配送とはなにか？」といった方は下記のリンク先をご参照ください。
上記の理由に加えて、ラクマは送料込で出品した方が、”圧倒的に売れやすい”です。
注意点として、送料込み出品にした場合、”送料分もふまえての売値”を決めなくてはいけないので、送るのにいくらかかるか事前に調べておきましょう。
”事前に梱包材の準備ができているか否か”で、商品の発送までにかかる日数が変わってきます。
例えば、通販等を利用した際に出る、(俗に言う)プチプチを取っておいたりすると、こういう時に便利だったりします。手元にない場合は、100円均一で必要なものを揃えておきましょう。
出品物が売れた後に梱包材を準備しているようでは、”商品の発送に影響が出る”ためダメなのです。
そんな訳で、売れてから”慌てないように準備しておくこと”を心がけましょう。
早い話が、早く送った方が”良い評価をもらいやすい”のです！
実際に出品してみよう
前準備が出来たら、実際に出品してみましょう。
まず、ホーム画面の下にあるカメラマーク「出品」をタップすると、下記の画像のような”出品画面”に移動します。
次に、左上にある”+のついた四角”をタップすると写真のアップロード画面に移動します。
アップロードする写真は正方形(スクエア)となり、「ラクマ」では全部で4枚まで掲載できます。
この時に使う写真は以下のようにすると、分かりやすいように仕上がります。
2枚目…出品する商品で、”気になるキズ”や”汚れ”、”へこみ等”が分かるよう撮る。
3・4枚目…例えば本類なら、日焼けや書き込み具合等も追加する。
写真をアップし終えたら、あとは必要な項目を順番に埋めてください。
ここに書かれた言葉は、「検索ワード」となります。購入者が探し出す手段となるため、できるだけ丁寧に書きましょう。(商品の状態・サイズ・色・素材・注意点など。)
例えば、スーツやバッグなどなら、「フォーマル」「成人式」「黒」などになります。
また、ヤフオクやフリマアプリでは”もはやお馴染み”とも言っていい”タバコとペットの問題”についても触れておきましょう。(お子さんがいる家庭や、アレルギー等への配慮も重要なのです。)
後者に関しては任意となりますが、あった方が検索で引っかかりやすくなります。
☑開封後未使用で「未使用に近い」
☑使用済みのキズ・汚れ無しで「目立った傷や汚れ無し」
☑ちょっとしたキズなら「やや傷や汚れあり」
☑2か所以上キズアリなら「傷や汚れあり」
☑壊れているなら「全体的に状態が悪い」
上記の評価基準は、”あくまで一個人の基準に基づいたもの”であって、これについては”人により感じ方が違う”ため明確化は難しいと言えるでしょう。
あとは、商品説明で”可能な限り詳しく状態を書いたり”、”掲載した写真で判断・補完”してもらうといった感じでしょうか。
先にも述べましたが、「配送方法」についても”決めておいた方が売れやすい”です。
(中には”匿名配送になっていないと買わない”といった人もいるため。)
2回目になりますが、出品の時に「ゆうゆうラクマパック」を選択すると、”自動で匿名配送”になります。
※配送方法を「未定」にした状態で売れてしまった際に、「ゆうゆうラクマパック」を選んでも”匿名配送にはならない”ので、注意してください。
あくまで売れやすいというだけで、配送方法が決まってなければ未定でも構いません。
後者は、発送されてから到着するまでの”目安にされる部分”です。
「あり」に設定すると”申請した人に売るかどうか、出品者が決めることが可能”になります。
基本的には「なし」に設定した方が売れやすいです。
手数料は自動で計算されますが、”送料については発送時に発生してくるので要注意”です。 ※2019年10月から消費税改正により、消費税負担がかかるようになりました。現在、販売手数料は3.5％+税と表記されていますが、消費税分も引かれ、実質手数料3.85％となっています。
必要な項目を入力したら「確認する」をタップし、最後に「出品する」をタップして出品作業が完了となります。
商品が売れたあとの流れについて
出品した商品が売れると、下記の画像のような通知が来ます。
プッシュ通知の有無については、「マイページ」→「設定」→「プッシュ通知の設定」で、変更可能です。
余計な通知がうるさいと思う方は、変更しておくのがおすすめです。
商品が売れると、マイページの「出品した商品」にピンクの●がつきます。
「商品を発送する」「評価をする」など、”出品者側がアクションをしなくてはいけない状態にある時、ピンクの●が付きます”。
タップして「取引中」の項目に移動し、売れた商品を選択してください。
取引画面に進んだら、取引メッセージを送りましょう。
もしくは、画面下の「お知らせ」からも取引画面に移動できます。
商品が売れたら、”できるだけ早く取引メッセージを送りましょう”。
例え”購入者からのメッセージが無くても”です。
(何のメッセージも送らないと、”取引後の評価で「ふつう」「悪い」のいずれかをつけられる”こともあるため。)
商品を梱包・発送したら、「発送通知」を送ります。
これは「ラクマパック 」で送ると、配送状況が確認できて便利です。
購入者が商品を受け取ると、「受取通知」が来ます。
最後に購入者を評価すれば、この取引は完了となります。
評価は３段階で「良い」「ふつう」「悪い」から選択します。
評価は購入者が先につけますが、”お互いどの評価をつけたかは、取引完了まで分かりません”。
当たり前ですが何もトラブルがなければ、「良い」にするのが普通です。
また、「ふつう」「悪い」の評価をつけるのであれば、その理由も書くようにしましょう。
評価はユーザー全員が閲覧できて、”出品者・購入者が信用できる人物かを判断”する、大事な材料です。
そのため、理由もなく「ふつう」「悪い」をつけると、返って相手から恨まれる可能性もあります。
ちなみに「良い」をつける場合も、一言あった方が好ましいです。(単純に、もらえる方がお互いに嬉しかったりするので！)
売上金の受け取り方について
取引完了時点では、まだお金を「売上金」として”ラクマ運営が預かっている”状態です。まず、「売上金」は振込申請をして、口座に振り込んでもらいます。
もしくは、ラクマ内での買い物に使ったり、楽天キャッシにチャージすることも可能です。
振込申請をするには、”銀行口座の登録”が必要です。
これについては、一度設定すれば2回目以降は自動的に表示されるようなります。
登録の方法については以下の通りです。
必要項目を入力したうえ、「振込口座を決定する」→「はい」を選択します。
振込額を入力して、「確認内容を確認する」→「内容を確認して振込申請」で申請できます。
当然と言えばそうですが、振込手数料に210円がかかります。(楽天銀行では1万円以上から無料。)
申請後、「売上金」が振り込まれるまでの日数については、申請日によっては前後しますのでご注意ください。
※年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇でも変わるので、詳細については下記のリンク先をご参照ください。
