せどりで「ベイブレード」を扱う場合のポイント!
皆様は「ベイブレード」と呼ばれる商品をご存知でしょうか?1999年に登場した、「現代のベーゴマ」とも呼ばれているもののことです。皆様の中にも、この商品を手に入れるために朝からおもちゃ屋に並んだり、もしくは仲良く並ぶ親子の姿を見た。なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際、私もこの商品がブームになっていた頃はそんな光景をよく見たものです。
さて、今回はそんな”今なお根強い人気を誇るベイブレード”について紹介していきたいと思います。
目次
ベイブレードせどりの特徴について
まずは、ベイブレードせどりの特徴について、簡単に紹介していきましょう。
結論から言うと、発売から20年近く経った現在でも根強い人気を誇るこの商品で利益は出せます。そもそも、転売が捗らないような需要のない商品ならここまで長い間続くこともなかったでしょうから、その時点でこの答えは1つしかありませんでしたね。
特徴としては、商品がプレミア化する傾向が強く、会場限定で販売されるような供給数が限られているアイテムなら即座に利益が出ると言っても差し支えないレベルでしょう。
またこの商材は、最新の商品から発売されてからかなり経っている商品でも売れています。それに加え、この手の商品は思わず収集したくなるような魅力を兼ね備えていることもあって、コレクターからの受けも良いようです。
ベイブレードを扱った場合のメリット・デメリット
本項では、ベイブレードを取り扱った場合のメリット・デメリットについて簡単に紹介していきたいと思います。
まず、メリットについて大まかにまとめると、以下の通りです。
☑商品需要が高い
→先にも述べたように、このベイブレードという商材は長い歴史からも分かるように高い需要を誇っている。需要が高いということは、それだけ商品が売れる=高回転ということに他ならないため人気の商品でなおかつ、クリスマスなどのおもちゃが売れやすい時期だった場合にはおもちゃ転売では中々見れない数字を叩き出すことだろう。
また、商品が高側で回転するということは資金繰りの面でも有利に働いてくれるのは嬉しい限りである。
☑商品の保管スペースが少なく済む
→せどりにおいて、このメリットは大きいものである。例えば、在庫の保管を自宅の空きスペースでやっている方ならば、商品にとられるスペースが少なくとも他ジャンルの1/3以下にはなるだろう。他にも商品のサイズが全体的に小さいこともあって、FBAで倉庫に送る際もダンボールのスペースを有効活用できる点も魅力的である。
次に、デメリットについて大まかにまとめると、以下の通りです。
☑需要量≠供給量
→この商材は現行商品で転売できるものが多いい反面、すぐに再販される程度には供給ラインがしっかりしているので一気に利益を出すといったことに不向きな面がある。簡単な話、一時的に供給不足になって価格相場が上がるものの、すぐに再販がかかって早い段階で相場が崩れるのである。この辺りの挙動はモノレートのグラフを見れば一発なので、この商材を扱う場合は頻繁にチェックして兆候を見逃さないようにすること。
ベイブレードの主な仕入れ先について
前項で、このせどりのメリット・デメリットを大まかに理解していただいたと思うので、本項ではこのせどりの主な仕入れ先について紹介していきたいと思います。
それらを大まかにまとめると、以下の通りです。
☑家電量販店(おもちゃコーナー)
☑トイザらス
☑ドン・キホーテ
☑各種ネットショップ
上記の仕入れ先に加え、ベイブレードを販売しているタカラトミーの公式HPから通信販売も可能なのでそちらを利用するのもアリでしょう。
補足説明として、この中でメインの仕入れ先となるのはドン・キホーテとトイザらスです。特にドンキホーテでの仕入れの際は、店内の端末から取得できるクーポンを忘れず使うようにしましょう。クリスマスシーズンが近づくにつれて、おもちゃ関連のクーポンも増えるのでそれらを発行・使用して仕入れていくのがドン・キホーテでの主な流れになります。
この時、「majica」を利用して仕入れをすればさらにお得になるので、こちらも忘れず使用するようにしましょう。ちなみにこの「majica」と呼ばれるものは、ドン・キホーテが発行するプリペイドカードのようなもので、幾つかのランクがあり下はブロンズランクから上はプラチナランクまでとなっています。例えばブロンズランクの場合、還元率が1%なので1000円チャージすると1010円分まで買い物で使用可能となります。プラチナランクまで上がると5%還元になるため1000円チャージで1050円になる訳です。なので、ドン・キホーテで仕入れをする場合は必ずこの2つを利用するようにしましょう。
ベイブレードをせどりで扱う際の重要ポイント
最後に、ベイブレードを扱ううえで事前に知っておきたいことや、いざ仕入れ・転売する時に注意が必要な事柄をいくつか紹介していきたいと思います。
◎値崩れに対して常に注意を払う
ベイブレードはおもちゃジャンルの人気商品です。そのため、多くの競合相手が転売する対象として手を出すのは想像するまでもないでしょう。そうなってくると、どうなるか…デメリットの項目からも分かるように、需要と供給がつり合ってしまうと怖い怖い価格競争に発展してしまいます。これに巻き込まれないようにするため、頻繁にモノレートを確認して様子を伺う。或いは自動価格改定ツールを利用して事前に価格改定のルールを決めておく等の対策を講じる必要があるのを忘れないようにしましょう。
◎限定品には積極的に手を出す
ベイブレードのは、コロコロコミック限定品、応募者全員サービス、或いはWHF限定商品など入手に限りのある商品が多々あります。これらの限定商品は、基本的にプレミア価格になりやすい傾向が見られるので積極的に狙っていくのが良いでしょう。情報の集め方に関しても、昨今はツイッターなどのSNSで発信していることが殆どなので「ベイブレード」というキーワードで検索すれば、おおよその欲しい情報を収集できると思います。
◎仕入れ時はクリスマス
ベイブレードも分類はおもちゃなので、やはりと言うかクリスマスシーズンが一番の仕入れ時になるわけです。理由については、おもちゃのせどりでも紹介したようにクリスマスシーズンはおもちゃの売れ行きが一年で最も跳ね上がるからです。これによりほぼ全てのおもちゃがプレミアになると言っても過言ではないので、出来るだけこの時期に集中して仕入れるのがベストでしょう。
◎Amazonランキングが上がった時
何度も言いますがベイブレードは人気商品です。そのため、新商品がリリースされた時にはアマゾンランキングにもなにかしらの影響がでます。そういう訳なので商品リリースの際にランキングが動いた、或いは出品数が減ってきたのが確認できたら、それは仕入時です。なのでそれなりの頻度で、ランキングもチェックしておくことをおススメします。特に、出品数が減少した時は商品の値段が上がることが多いのでチャンスを逃さないようにしましょう。
いかがでしたか?以前のガンプラに続き、今回もホビー関連では人気度の高い「ベイブレード」について紹介させてもらった訳ですが、「やはりこれ一本で戦う!」と決めるにはいささかパワーが足りない印象を受けます。この記事で、少しでもこのせどりについてご理解いただけたのなら幸いです。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!