ヤフオク初心者の方に送る!落札者対応・納品に対しての心構えを解説!!
さて、前回皆様には”ヤフオク初心者にも分かる簡単な出品方法”と銘打った記事を紹介させてもらったヤフオクですが、今回はそんな続きとなる”ヤフオクで出品した商品が落札された際の対応等”を中心にした内容を、簡単にまとめて紹介していこうと思います。
目次
出品した商品が落札された際の対応について
出品した商品が落札されれば、残る大きなイベントは”落札者との直接のやりとり”です。落札後は、出品者から落札者へ連絡するのが一般的ですが、まれに落札者から連絡が来ることもあります。
なにはともあれ、まずは落札してくれた相手へ感謝の気持ちを伝えるのが重要と言えるでしょう。
それから、”希望の発送方法”や”支払方法”などの、落札者に指定してもらう項目について伝えましょう。
(支払期限や発送予定日などの細かい内容もこの段階で通知しておくと後が楽チンです。)
結局のところ、”迅速・丁寧な対応”こそが安心と信頼感を生み、良好な取引とその後の高評価にもつながっていくのです。
yahoo!かんたん決済で入金を確認しよう
ヤフオクには「Yahoo!かんたん決済」と呼ばれるサービスがあります。これは、クレジットカード・銀行振り込み・コンビニ払いなどのごく一般的な支払方法のほか、Tポイント・Yahooマネー払いにも対応しているため、落札者にとっても大変ありがたいサービスとなっています。
また、”出品者になにかしらのデメリットが発生するということもない”ため、ヤフオクでの取引には基本的に「Yahoo!かんたん決済」を活用して取引していきましょう。
落札相手からの入金通知が確認(売上金管理ページの明細で「受取連絡待ち」と表示されている。)できたら、次は”重要な発送手続き”へ迅速に移行しましょう。
※上記で述べた売上金管理ページとは、「ヤフオク!トップページ」→「マイ・オークション」→ページ中央部分の「ご利用明細/支払い関連」から確認が可能。
「入金確認」→「落札者に商品を発送」→「落札者に商品が届く」といった一連の流れについては、なるべく短縮できるように心がけましょう。万が一、発送が遅くなる場合についても、その旨をきちんと連絡をしておけば落札者も安心できるでしょう。
商品の梱包・発送について
先にも述べましたが、基本的に入金確認からの商品発送については、迅速な対応を心がけましょう。
また、商品の梱包についても、”プチプチなどのクッション”(左側の画像)をメインに使用したり、水濡れ対策として有能な宅配用のビニール袋(左側の画像)を使用したりして、落札者が気持ちよく開封できるような気遣いも大切と言えるでしょう。
それに加えて、落札者へのお礼メッセージなどを添えておくと相手により好感を持ってもらえるでしょう。
落札者への評価について
仮に落札者の評価を「悪い」以下にする場合は、大きなトラブル等で”スムーズに取引が出来なかった”、もしくは解決できなかった時くらいにしておきましょう。
正直な話、個人間の取引においては”多少のすれ違いや、それが元で発生するトラブルについては仕方のないもの”という考えもある程度必要になります。
実際のところ、何かしらの問題があった場合に於いても真摯な対応を受けたのなら、相手の評価を「悪い」にすることは極力避けましょう。
これにて、「通常の落札」→「商品の発送」までの一連の流れが終了となります。
ヤフオクで”ブランド品を取り扱う時の注意点”について
ヤフオクという場所は、こと”ブランド品を高く売って利益をだす”という1点においては一強と言っても過言ではありません。
ですが、こと「ブランド品」というカテゴリに限っては他より利益がでやすい分、トラブルにも発展しやすい商品群の1つという認識が必要です。
”企業ではなく個人としての出品”であれば、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれません。とはいえ、”高価な商品には変わりない”ため、やはり出品時にはそれなりの対応が必要になるでしょう。
実際にあった”ヤフオクでの悪質なトラブル例”について
本項では、ヤフオクでの出品において”割と頻繁に起こるトラブル事例”について、いくつかご紹介していきます。
当然、偽物であることが判明した時点で、”確実にクレーム”となります。
購入者側としては”詐欺にあったも同然”で、それについては出品者側も「知らぬ存ぜぬ」では済まされなくなってしまうのは想像に難くないでしょう。
また、”正規のお店で購入したことを証明しているにもかかわらず難癖をつけられる場合もあります”。
「返品請求しても品物が一向に返ってこない」「その代わりに偽物が返品されてきた」なんて悪質としか呼べない事例も少なからず存在します。
そもそもヤフオクで発生したトラブルですが、酷い時には裁判に発展することもあります。
出品経験の浅いうちは”自分の力だけでクレームの対処をすることが難しい”ため、”利益が出るからといった安易な考えでブランド品を出品しないようにする”か、”常に細心の注意を払う”位の気持ちを心がけましょう。
それが”返金や返品で解決できるような案件”であるのなら、まだ不幸中の幸いと言えるでしょう。
しかし、これも偽物の例と同様で、「品物のすり替え」や「どうみても故意に傷がつけられている商品だった」といった事例が存在します。
また、”説明欄に載っていなかった傷がついていたが、返品するのは面倒なのでその代わりに値引きしてほしい”なんて”交渉まがいのこと”を持ちかけられることも過去にあったようです。
上記のような要求が”真実に基づいているものなのか、または悪意しかない行為なのか”判断するのは非常に難しいことです。
なので、実際に起こった事例を少しでも把握しておくことが、”いざという時に対処できるかどうかを分ける”ポイントです。
ヤフオクでの”トラブルを未然に防ぐ”コツとは
前項にあげたようなトラブルですが、未然に防ぐような方法は現状ありません。なので、せめてもの抵抗として「予防線を張っておくか…」位の心構えでいきましょう。
後々、指摘されたとしても「説明文に記載してあります」と反論できるだけの下地があれば、トラブルをほぼ未然に防げると言えるでしょう。
そもそも、買い手はその商品を購入するかにあたって”説明文の全てに目を通すべき”であり、購入した時点でその条件に同意したということになる訳なので。
そういった場合、事前に”欠点部分が写っている写真を掲載”しておくことで、買い手を納得させる条件として提示するようにしましょう。
また、”商品の全体像がわかる写真以外は、欠点部分を写した写真にしても構いません”。(その方が説明内容を省けることもあるので、その都度考えるようにしましょう。)
結論:ブランド品の取り扱いは”圧倒的にハイリスク”
”どんな商品であれ大なり小なりトラブルは起きます”がその中でも、「ブランド品」は飛び抜けてハイリスクと言えます。目先の売り上げだけに目を向けて安易に扱った結果、手ひどい目にあうこともあるでしょう。
利益を出そうと躍起になって、起きてしまったトラブルを解決するために”時間やお金など”限られたリソース”を無駄にするのも馬鹿馬鹿しい”ことこのうえないですよね。
上記に挙げた理由から、”ヤフオクにブランド品を出品することは、とてもオススメできるものではないでしょう”。
まとめ:取引時の対応について
ヤフオクに限ったことではありませんが、”初めて商品を売る”といった体験はどんな人であれ緊張するものでしょう。
そういった経験を積んでいけばトラブル等の対処にも慣れていくでしょう。ですが、慣れから来る油断については特に禁物です。
「入札や落札をしてくれた方への対応がおざなりになる」なんてこと、あってはいけません!「相手の顔が見えない」からといっても手を抜くことなく、常に誠実な対応を念頭に置いたうえで”自分も相手も満足のいくような取引”を日々目指していきましょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!