ヤフオク初心者の方に送る!簡単な出品方法のまとめ解説!!
昨今ではすっかり”おなじみとなった”と言っても過言ではないネットオークション。不用品の処理にしても、即金とまではいきませんが”リサイクルショップに持ち込むより高く売れる可能性がある”といった点はネットオークションならではの魅力の1つでしょう。
そんな中でも今回は、「利用者が多い」・「適正価格で売買しやすい環境」であるヤフオク!(Yahoo!オークション)について”初めての方にも分かりやすく”解説していきたいと思います。
目次
出品に向けての前準備について
実際のところ、この記事を読まれている方は「ヤフオクで商品を落札したことはあっても、出品には手を出したことがない」といったことが殆どと思われます。一概には言えませんが”オークションに出品”と聞くと、大半の人は「手続きが大変そう…」などの印象を抱くのではないでしょうか?
しかし、いざフタを開けてみるとヤフオクのシステムは意外とシンプルです。自分じゃ要らないものや、意外な物でも売れたりするうえ”メルカリなどのフリマアプリよりも高額になりやすい”傾向が見られます。
そういった実情をふまえ、次の項目より本格的に前準備についての解説をしていきたいと思います。
”Yahoo!プレミアム”ってなに???
出品者としてヤフオクを利用するにあたり、まずは下記の画像をご覧ください。これは「Yahoo!プレミアム」に登録した場合と、そうでない場合の比較表になります。
プレミアムと言うだけあって、様々な特典の恩恵を受けられるようになります。なお、登録にあたって”月額462円(税抜き)”がかかります。少々、高いのでは?と感じられる方もいらっしゃるとは思いますが商品が売れさえすればすぐに取り戻せるレベルですのでご安心を。
その他、Yahoo!プレミアムはクーポンやコンビニ抽選などの副産物的な恩恵も受けられるため、オークション以外でもお役に立つことでしょう。
非会員の場合 :落札価格の10%
ということで、まずは「Yahoo!プレミアム」への登録を始めましょう。
以下の画像の赤枠部分、「プレミアム」のところをクリックしてください。
余談ですが、Yahoo!のクレジットカードを作った際の特典に”Yahoo!プレミアムが2か月無料になる”というものがあるので、まだの方はそのタイミングでヤフオクを試すというのもアリです。
出品者情報を登録しよう
まず、ヤフオクトップページの右上部にある「オークション出品」をクリックしてください。
「商品の情報」ページをスクロールすると下の方に「出品者の情報の登録」がでてくるので、それをクリックしてください。
これらの情報を最初に登録したうえで、「出品者情報の開示に同意する」チェックをつけておけば落札者に出品者の情報が開示されるようになります。
取引相手にこちらの情報を開示することで、”購入者の不安を解消”してあげるのも大事なポイントなので忘れず設定しておきましょう。
必要な情報を登録した後、「登録」をクリックして出品者情報の登録は完了になります。
銀行口座を登録しよう
次に、ヤフオクで商品が売れた場合に発生する”売上金を受け取るところ”、すなわち銀行口座の登録に移りましょう。登録する前でも出品自体はできますが、事前に済ませておけば取引を行う際に慌てる必要もなくなります。
また、銀行については「ゆうちょ銀行」や全国にある普通銀行のほか、「楽天銀行」・「ジャパンネット銀行」といったネット銀行も利用可能になっているのでご安心ください。
ヤフオクでの出品方法について
前準備も完了したところで、次はいよいよ「ヤフオクでの出品方法」の解説に移りましょう。
まずは、以下の設定からです。
販売形式の設定
ヤフオクトップページ右上部にある、「オークション出品(入札形式)」と「フリマ出品(定額・即決価格)」のいずれかから選択します。
☑フリマ出品:手軽な定額出品(オークションより早く売れる可能性アリ)
オークションも最初の方は、「思ったより値段が吊り上がらない…」なんてことが普通にあったりするため、初めの頃は最低落札希望価格にしておくことが無難でしょう。
また、過去に自分の出品物に近いものが”いくらの落札相場”だったか知りたいあなたは、「オークファン」というサイトで確認してみるとよいでしょう。
出品カテゴリの登録
ヤフオクでは多岐にわたる商品を”ジャンルごとに分ける”「カテゴリ」という機能があります。この設定に関しては、”難しく考える必要は全くありません”。なので、自分が出品したい商品が当てはまると思ったカテゴリを選択していきましょう。
ちなみに、「どうしてもカテゴリの判断がつかない…」といった方は、既に出品されている類似商品を参考にしてみると良いでしょう。
カテゴリの選択が完了したら、「このカテゴリに出品」をクリックしてください。
出品商品の情報入力について
ことオークションにおいて、”出品する商品の情報はとても重要”になります。この情報がしっかりしていないと、買い手としても「詳細が分からない商品だな…」なんて、手がだし辛い印象を持たれることが考えられます。
また、買い手はタイトル等で商品を検索することが殆どなので、タイトルには必ず商品に関するキーワードをいれましょう。タイトルの最初にはメインとなるキーワードを置き、商品名が英語などの時はカタカナ表記も加えるのもポイントです。
ヤフオク初心者が注意すべきことについて
落札者とのトラブルは、初心者はもちろん、慣れている人間からしても避けたいものです。取引を円滑に進めるためにも、本項で”ヤフオクに出品するうえでの注意点”を確認していきましょう。
出品用テンプレートを用いて時間短縮!
「出品用テンプレート」とは、ヤフオク出品において必須とも言えるツールです。このテンプレートを用いれば、「商品概要」・「発送方法」・「送料」・「支払方法」などの基本情報が一覧表示できるようになります。
また、「管理のしやすさ」・「情報の見やすさ」という運用面においては導入しても損はないと思います。
オススメできるルールとしては、やはり「即売くん」でしょうか。(以下の画像のものになります)
このツールは”必要な項目だけをチェックすることでテンプレートが作成できる”ので、先にも言った通り作業の時間短縮につながるのでオススメです。
※注意事項はしっかりと明記する
まず、トラブルを避けるうえで重要となるのは、「注意事項」を記載することです。
商品説明のみ記載することは”ヤフオク初心者の方にありがちなミス”で、注意事項への記載が不十分だったために、トラブルに発展するケースは多々あります。
例えば、よくあるクレームを上げると以下のものがあります。
☑購入者に発送方法を勝手に指定される
☑タバコ臭いので返品したい・ペットに関する問題など
これらのクレームは、いずれも注意事項をきちんと記載しておけば未然に防げるものです。
「小さな擦り傷・汚れがあります」「美品ですが神経質な方は入札をご遠慮ください」など
☑落札後の連絡・入金期限を設ける
「落札後〇〇日以内にご連絡ください」「〇〇日以内にご入金をお願いいたします」など
☑発送予定日の追加
「ご入金確認後、〇日以内に発送いたします」など
☑返品不可の意思表示について
「ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします」など
☑発送時の補償についての明記
「普通郵便は事故補償・追跡サービスがありません」など
その他では、「自宅でペットを飼っている」、「喫煙者がいる」などの”購入者によってはとても重要なポイント”は必ず記載しておきましょう。
特にトラブルの多い「入金関連」のものについては、「〇日以内に連絡・入金がない場合、落札をキャンセルする」といった文章を忘れずに付け加えておきましょう。
送料は”分かりやすい表記”を心がける
落札者にとって気になるポイントの1つである「送料」。これについては、初めての方であろうとなかろうと「送料」、それに加えて「発送方法」は必ず明記するようにしましょう。
特に「北海道・沖縄などの離島は別途料金がかかります」など発送に関する注意事項については忘れないように。
トラブル回避ついてのまとめ
初めのうちは、商品の「タイトル」や「概要」などの項目に目を向けがちです。
しかし、実際にトラブルを引き起こす要因となるものをまとめると、「注意事項」・「送料関係」・「発送日」などの記入漏れが殆どを占めます。
これらを未然に防ぐ手段としたら、”買い手目線”での「自分ならここが気になる」といった項目を漏れなく記載していくことでしょうか。
なので、商品を出品する前には必ず、すべての情報を一度は見直す癖をつけるよう心がけましょう。
商品の写真をネットで拾ってきたり、記憶に頼っての朧げな商品説明は”あなたへの評価が低下する”ことにつながる行為です。
「落札されてから商品を調達すればいい」「出品した物がどこにあるか分からないけど、とりあえず出しておこう」なんて考えは絶対ダメです。
写真や商品説明では分からない欠点が、クレームや返金の原因になることはよくあります。
ちょっとした見落としでも、クレームの要因になることがあるので注意深く確認するようにしましょう。
(目立つ欠点や欠損部分の写真を一緒に掲載しておく位で丁度よいのです。)
というのも、できるだけ安上がりな発送方法を望むユーザーが殆どの昨今、誰だって商品代金に見合わない送料は払いたくないと思います。
重さによって送料が決まる「定形外郵便」は購入者に人気がある反面、追跡や補償のサービスがないため”高価な商品には不向き”な欠点があります。
商品が壊れやすいものや、高価なものについては”補償付きの配送サービスを提示”するか、”郵便事故の責任は負えない旨を、事前に注意事項に記載する”などしておくと良いでしょう。
このように、商品や値段に応じた発送方法の用意と、注意事項を記載しておくことが模範的・良心的な出品者と言えるでしょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!