中国輸入で最低限知っておくべき事!!
今のご時世、日本から誰でも簡単に海外のECサイトを利用できるため、(やろうと思えば)個人輸入が気軽にできる時代になりました。特に今だと中国輸入は利益率が高いためおすすめです。
そういう訳で今回は、中国輸入の特徴と、おすすめの仕入先についてご紹介していきます。
中国輸入に必要なものって???
まずは、”中国から輸入した商品を日本で転売する”うえで、最低限用意すべきものを5つ紹介していきます。
①ネット環境について
海外サイトにアクセスする「中国輸入」を行う上で、快適なネット環境は必須です。
回線速度が遅いせいで、ページを開くのに時間がかかってしまう…ようでは、それだけで”貴重な売買の機会を逃してしまう”なんて可能性も…!?
②パソコンについて
当然の話ながら、”出品も仕入れも基本的にパソコン”で行います。
これは、スマホでも可能ではありますが、パソコンのほうが作業効率は圧倒的に上でかつ、使えるツールもたくさんあります。
③スマホについて
”せどりの基本的な作業”に関しては、全てパソコンで行いますが、仕入れ先の最新情報をチェックするにはスマホが最適解と言えるでしょう。なにせ、”スマホなら外出中でも手軽に確認可能”なのですから。
④銀行口座について
これも当然の話ですが、”売上金を受け取るのには銀行口座が必要”です。
これについては、”せどり専用の銀行口座”を作っておくと、会計処理等の諸々が楽になるのでオススメです。
⑤クレジットカードについて
大量に仕入れを行いたい時に、クレジットカードがあるとすごく便利です。
中国輸入の販売先について
まず、中国輸入転売の販売先として代表的な市場として挙がるのは、「Amazon」、「ヤフオク」、「メルカリ」の3つです。
その中でも、”中国輸入転売で最も重宝する販売先”は、やはり「Amazon」です。
理由として、まずAmazonは月間の利用者が5,000万人近くいる、”日本でも最大級のECモール”のため、集客力は抜群です。そして、最大の魅力は、やはり”FBAがある”点です。
「FBA」(fulfillment by Amazon)とは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(俗にいうFBA倉庫)へ商品を事前に納品しておくことで、「商品の管理・注文処理・配送・返品を全てAmazonが代行してくれるサービス」のことを指します。このFBAを利用すると、”作業を効率化できるだけでなく、購入率も上がります”。
ただし、限定品や非売品など”希少価値の高い商品”に関してはヤフオクで転売した方が高く売れる傾向があります。また、”洋服・バッグなどのアパレル系”についてはメルカリで売った方が回転良く売れたりと、それぞれのサイトに特色があるので注視していきましょう。
中国輸入の仕入先について
次に、中国輸入の仕入先として”最適なECモール”を4つ紹介していきます。
”タオバオ”とは???
参考サイト:タオバオ
「タオバオ」はCtoCのECサイトです。日本でいうところの”ヤフオクやメルカリと同じ個人同士の取引市場”となっています。しかし、国のサイズに比例して、”市場規模は日本のものとは桁違い”です。その”会員数は5億人以上”、”出品商品数は8億点以上”に上ります。こと”中古品を安く仕入れたい”ならタオバオが一番でしょう。
”天猫Tmall”とは???
参考サイト:天猫Tmall
こちらはBtoCがメインのサイトです。ここも”日本のAmazonや楽天市場と似たサイト”と言えるでしょう。「天猫Tmall」はBtoCの”中国国内ECシェアの約6割を占める超人気サイト”です。また、「ナイキ、アディダス、ユニクロ、P&Gなど、世界中の一流ブランドが出店」しています。こちらでは”新品の仕入れが最適”でしょう。
”アリババ1688.com”とは???
参考サイト:アリババ1688.com
「1688.com」には、”中国の現地メーカーや工場が出品しているため、ほぼ卸売価格で購入できる”という”他にはない利点”があります。また、品揃えに関しても豊富です。
ただし、アリババは小売業者向けのサイトであるため、”商品の個別販売はしていません”。全て箱買いが基本です。そのため、”安定して売れる商品を大量に仕入れる”際に使いましょう。
”Aliexpress”とは???
参考サイト:Aliexpress
「Aliexpress」は中国のECサイトですが、”中国国外のユーザーをターゲット”にしています。また、日本語にも対応しており、日本のクレジットカードについても利用可能となっています。また、こちらは日本まで直接発送してもらえます。
ただし、Aliexpressは”アリババ・タオバオといった他の中国系ECサイトと比べると全体的に価格が高め”で、品揃えについても劣ります。
輸入代行業者の選び方について
「中国輸入」を行ううえで、”切っても切り離せない”「輸入代行業者」。中には、俗にいう”悪徳業者”と呼ばれる存在もいるため、業者選びには細心の注意が必要です。
本項では、そんな”輸入代行業者を選ぶ際の基準”を7つ紹介していきます。
①送料について
輸入代行サービスの送料は、”定額制”と”従量制”の2種類に大別できます。単発の輸入の場合は、従量制の方がお得ですが、ビジネスとして継続的に輸入する場合は、”断然”定額制の方が経済的と言えるでしょう。
②発送スピードについて
「FedEx」や「DHL」など”国際宅配便で発送してくれる業者”は、発送が早い傾向があります。
③代行手数料について
代行手数料は安いに越したことはありませんが、逆に安すぎるのは問題です。”代行手数料0円”を謳っている業者もありますが、その分為替手数料や送料が高くなっていることがほとんどです。
また、価格が極端に安い業者はサービスが悪く、商品の破損・紛失等の配送トラブルが多い傾向にあります。
④サービスの質について
大切な商品なのですから、”梱包と検品の丁寧さ”は”特に重要”と言えるでしょう。
⑤オプションサービスについて
これについては、「商品撮影」「二次加工」「FBA直送」「セット化」などの”オプションサービスがあると理想的”です。
⑥レスポンスの早さについて
メールでの問い合わせに対して”2営業日以内”に返信してこない業者は、原則避けましょう。
⑦日本人スタッフの有無について
現地での”商品受け取りと、発送作業は中国人スタッフでも構いません”が、”カスタマーセンターで対応するスタッフは日本人”である方がスムーズなやり取りができて、とても便利です。
おすすめの代行業者について
今回は一例として、以前の記事で紹介した「タオバオ」にも”おすすめの代行業者”を紹介していきます。
”CHINAMART”とは???
CHINAMARTは、「天猫Tmall」・「タオバオ」の商品を”全て日本語で閲覧・購入できる”サイトです。
購入手順は他のECサイトのように、カートに商品を入れて購入するだけです。
出品者との交渉・決済は”全て「CHINAMART」が代行”してくれます。
”荷物を開封・検品してくれる”「おまかせプラン」と、”荷物を開封せずに直送してくれる”「一括直送プラン」の2つがあります。「おまかせプラン」で検品して”商品に間違い・不備があった場合”は、出品者にかけあい交換・返品してくれます。
ただし、以下の商品は「CHINAMART」では取り扱いできません。この点には注意してください。
◎3辺合計が160cm以上のもの
◎重量30kg以上のもの
◎ワシントン条約で輸出入が禁止された革製品、象牙、剥製
◎日本の薬事法に引っかかる医薬品、健康食品
◎航空便で輸送できない液体物、粉、リチウム電池
代行手数料については、”交渉相手となる出品者数によって異なります”。複数の出品者の商品を注文した場合は、その分手数料が高くなります。
ただし、「一括直送プラン」の場合は”一律商品価格の1%”となります。「おまかせプラン」の代行手数料に関しては、以下の通りです。
出品者数3人以内 | 商品価格の5% |
出品者数4~10人 | 商品価格の10% |
出品者数11人以上 | 商品価格の出品者数%(12人なら12%) |
「CHINAMART」は国際スピード郵便(EMS)業者と提携しているため、送料は通常の半額程度で済みます。
また、”過去1年間の合計購入金額によって会員ランクが決まり”、ランクごとに割引特典が受けられます。割引率はその時の購入金額によって異なります。
会員ランクごとの割引率に関しては、以下の通りです。
「通常会員」
50,000円以上 | 1% |
100,000円以上 | 2% |
200,000 円以上 | 3% |
300,000 円以上 | 4% |
400,000 円以上 | 5% |
500,000 円以上 | 6% |
「ブロンズ会員」(過去1年で500,000円以上購入)
50,000円以上 | 1.5% |
100,000円以上 | 2.5% |
200,000 円以上 | 3.5% |
300,000 円以上 | 4.5% |
400,000 円以上 | 5.5% |
500,000 円以上 | 6.5% |
「シルバー会員」(過去1年で1,000,000円以上購入)
50,000円以上 | 2% |
100,000円以上 | 3% |
200,000 円以上 | 4% |
300,000 円以上 | 5% |
400,000 円以上 | 6% |
500,000 円以上 | 7% |
「ゴールド会員」(過去1年で3,000,000円以上購入)
50,000円以上 | 2.5% |
100,000円以上 | 3.5% |
200,000 円以上 | 4.5% |
300,000 円以上 | 5.5% |
400,000 円以上 | 6.5% |
500,000 円以上 | 7.5% |
「プラチナ会員」(過去1年で5,000,000円以上購入)
50,000円以上 | 3% |
100,000円以上 | 4% |
200,000 円以 | 5% |
300,000 円以上 | 6% |
400,000 円以上 | 7% |
500,000 円以上 | 8% |
上記で述べた理由もあり、特に”中国輸入初心者の場合”は、「天猫Tmall」・「タオバオ」からの仕入れに「CHINAMART」を採用するのが良いでしょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!