Amazonの”メーカー出品制限”の確認方法について
皆さんはモノレートで商品のリサーチを行う際、「メーカーによる出品制限注意」というメッセージ表示を見たことはないでしょうか?
こんな表示が出る位だから、「この商品は仕入れても販売できないのでは…?」と思われる方のために、今回は「Amazonの出品制限」に関連したお話を紹介していきたいと思います。
目次
出品制限って一体何???
初めにも申した通り、皆様は上記の画像のような「メーカーによる出品制限注意」なる表示をご覧になったことはありますか?見たことがない、と思われる方もいると思うのでまずは、”この表示の意味”について紹介していきたいと思います。
簡潔に申し上げると、これは「Amazon出品制限」というルールのことで、読んで字のごとく”Amazon側が我々販売者側に出品に関する制限をかけている”状態を指します。
また、このルールについて簡単にまとめると、以下の通りです。
◎Amazonで販売を行う際、一部のメーカーや商品カテゴリーの商品は「Amazon側から許可を取らないと出品不可」といったルールのこと。(人によっては出品制限または、出品規制と表現されるが意味合いは変わらない)
◎重要となるのは販売者(または、アカウント)によって、”出品制限がかかるメーカーやカテゴリーが違う”という点。
アカウント毎に制限がかかる対象が違う
前項でも少し触れましたが、Amazonで商品を販売するにあたり”出品制限がかかるメーカーやカテゴリーはアカウント(販売者)によって違う”ため、仕入れの際は”その商品が自分のアカウントで販売可能か”という点を確認することが非常に重要です。
これを怠ると、せっかく仕入れたのにAmazonで販売できずに不良在庫化・・なんて最悪の事態になってしまうこともあります。
さて、この出品制限がどういった仕組みの下に決められているかは現状、判明してはいませんが新規で作成したアカウントほど”多くのメーカーを出品制限にかけられ”ており、逆に作成から時間が経過したアカウントほど”出品制限が少ない傾向”にあるようです。
出品制限の対象になるメーカーについて
次に、Amazon側から出品制限の対象とされたメーカー・ブランドに関するお話です。
これについては、出品に制限がかけられているのだから当然、仕入れ前に確認して注意したいと思うのは誰しも同じと思います。しかし、この”出品制限対象のメーカー・ブランドはAmazon側から一切の公表が無くまた、問い合わせても教えてくれない”のが現状です。
また、出品制限がかけられるメーカーや商品は、今後も続々と増えてくと思われます。
つまるところ、”出品制限について何の確認もせずに仕入れを行うのは非常に危険”だという訳です。
では、次は本題の”出品制限の対象になっているメーカー・ブランド”の一覧についてです。なおこれは、有志の方々やネットを駆使して拾い集めた”現状で確認が取れているメーカー・ブランド”であって確実なものではないため、その点についてはご留意ください。
- ショップジャパン
- コールマン
- 象印
- サーモス
- APPLE(アップル)
- BenQ Japan(ベンキュージャパン)
- BOSE(ボーズ)
- BROTHER(ブラザー)
- CANON(キャノン)
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- CASIO(カシオ)
- DJI(ディー・ジェイ・アイ)
- EPSON(エプソン)
- ELECOM(エレコム)
- Ergobaby(エルゴベビー)
- FUJIFILM(富士フイルム)
- GOPRO(ゴープロ)
- Hoppetta(ホッペッタ)
- Microsoft(マイクロソフト)
- NIKON(ニコン)
- OLYMPUS(オリンパス)
- PANASONIC(パナソニック)
- PENTAX(ペンタックス)
- RICOH(リコー)
- SIGMA(シグマ)
- SONY(ソニー)
- TAMRON(タムロン)
- アンパンマンシリーズ
- ガンダムフィギュアシリーズ
- グッドスマイルカンパニー
- ジブリシリーズ
- たまごっちシリーズ
- トミカシリーズ
- トーマスシリーズ
- ディズニーシリーズ
- プラレールシリーズ
- ぽぽちゃんシリーズ
- りかちゃんシリーズ
- レゴシリーズ
- Celvoke(セルヴォーク)
- ecostore(エコストア)
- Essie(エッシー)
- F organics(エッフェオーガニック)
- giovanni(ジョバンニ)
- HUMBLE BRUSH(ハンブルブラッシュ)
- MDNA SKIN(エムディーエヌエースキン)
- NYX(ニックス)
- to/one(トーン)
- ペンハリガン(PENHALIGON’S)
- ラボシリーズ (LAB SERIES)
- ラルチザンパフューム(L’Artisan Parfumeur)
- ランセ(RANCÉ)
- ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- ポニーキャニオン
- コロムビアミュージックエンタテインメント
- 東宝
- ジェイストーム
その他にも、アパレルブランドについても当然、出品制限がかけられていますが数が多いため、今回は省略致します。ただ、誰もが知っている”有名ブランドなどはほぼ全てが対象”とお考え下さい。
また、先ほどのメーカー・ブランドを全て覚えろと言われても些か厳しいと思うので、見分けるポイントとして”有名なメーカーの商品”については、最初から疑ってかかる位のスタンスでいると気持ちが楽になるかもしれません。
出品制限がかかっているか確認する方法
それでは最後に、”今回の記事で一番重要”と言っても過言ではない「Amazonで出品制限がかかっているかどうかの確認方法」について紹介していきます。
この確認方法は以下の二つに分類されます。
☑セラーセントラルの「商品登録画面」より確認
☑「Amazon Sellerアプリ」から確認
次に、それぞれの確認方法について順に紹介していきます。
セラーセントラルの「商品登録画面」より確認する方法
まずは、Amazonセラーセントラルへログインした後、上画面にある「在庫」より「商品登録」へ進んでください。
進んだ先で、検索欄に仕入れようとしている商品の「JANコード」または「ASIN」を入力して、検索をかけましょう。
表示された商品に対して、下記の画像のように「出品するボタン」が表示されていれば、出品制限はかけられていませんので、”仕入れても大丈夫”と確認が取れる訳です。
逆に、上記のような表示でない場合(例えば、「出品許可申請」など)、その商品には出品制限がかけられているため”出品は不可”になりますので、くれぐれも仕入れないよう注意しましょう。
「Amazon Sellerアプリ」から確認する方法
まずは、Amazon Sellerアプリを起動して「確認したい商品のバーコードを読み取る」か、もしくは「商品登録」をタップしてください。
進んだ先で、仕入れようとしている商品の「JANコード」を入力してください。(先にも述べた、商品のバーコードを読み取った場合はこの工程は要りません)
該当の商品が表示されたら、タップし商品ページへ進んでください。そうすると、”下記の画像のようなメッセージが表示”されるか、もしくは”薄っすらと鍵マークが表示”されているのであれば”その商品には出品制限がかけられている”ため仕入れるのは止めておきましょう。
今回の補足説明
余談ですが、せどらーなら誰もが利用しているモノレート上に表示される「メーカーによる出品制限注意」については、あくまで参考情報なので鵜呑みにしないよう注意しましょう。
なお、上記の表示が無い場合にも、出品制限がかけられている商品は存在しているため、在庫事故を起こさないためにも”必ずセラーセントラルでの確認を徹底”するようにしてください。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!