Amazon「パソコン周辺機器」カテゴリーを徹底解説!
普段、皆様がせどりビジネスで何気なく使っている、パソコンやそれに関連する”周辺機器”の数々。実は、そういった商品も”Amazonでは人気の売れ筋商品”に数えられているものだってご存知でしたか?常日頃、利益が出そうな商品を追いかけている方々にしてみたら、灯台下暗しと思われるかもしれませんね。
さて、今回の記事はそんな「パソコンとその周辺で使われている機器達」について、お話させていただきたいと思います。
Amazonでは、どこまでが周辺機器扱いなのか?
まずは本題に入る前に、前提となる「Amazonが言うパソコン周辺機器とはどこまでが該当するのか」について考えてみましょう。
これについて簡単にまとめると、下記の画像の通りです。
「一般的な家電量販店の売り場で見たことのあるラインナップばかり」、なんて思っている方、正解です。実際のところ、周辺機器と申し上げても一度はどこかで見たことのある機器ばかりなのです。
ただ、それら全てをせどりで扱うのかと問われると、答えはNOです。まずパソコン本体は有名メーカーを抜きにしても”それなりの値段設定になっている”うえ商品数もそこまで多くはないため、早々扱うことはありません。(場合にもよるので必ずしも扱わない訳ではありまえんので悪しからず)
それらよりも”扱う頻度が圧倒的に多い”のが、周辺機器の「マウス・キーボード」やネットワーク関連の機器「無線LANルーター」などになります。こちらについては、上記のものより商品数が遥かに多く、また価格も1万円前後と比較的お手軽な商品が揃っていることもあります。
パソコン周辺機器せどりのメリットとデメリット
☑1品辺りの単価、利益が大きい
まず、パソコン周辺機器や関連した商品はどれも”1品辺りの商品単価が高めの物が多い”傾向にある。
単純な話、”仕入金額が大きい”ということは、それに比例して”販売価格も大きくなる”訳で、つまるところ高い利益が期待できる商品では、単品で1万円以上の利益をたたき出す期待値を秘めている。
たとえばの話、上記のような”単品で1万円以上の利益を取れる商品”を10個仕入れれた場合、単純計算でもそれだけで10万円の利益が得られるようなカテゴリーという話である。
☑Amazonでの販売手数料が比較的安い
Amazonで商品を販売する場合、”どのような商品にもおよそ8%~15%の販売手数料がかけられる”中、パソコン周辺機器に関しては”驚きの8%”となっている。簡単な話、通常の商品をより約2倍の利益獲得に期待が持てる訳である。
なお、この販売手数料には一部例外があり、「キーボード・マウス」に関しては”アクセサリー商品”に該当する関係で販売手数料が10%なので要注意。
☑商品単価が大きい面を”別のところで活かす”
当ジャンルの周辺機器等は、商品としての特性上”1品辺りの商品単価の高い”ため、ちょっとした値引きがされた場合にも”価格の差が開きやすい”傾向にある。
ということはつまり、セール品や在庫処分品などの”通常より明らかに安値になっている”場合では、それを仕入れるだけで価格の差分、利益をあげることが可能となる。
また、この手の店舗にありがちなポイントに関しても、”商品単価の高さから仕入れるだけで一方的に貯まる”ためポイントに関しても還元率が高い日を合わせて狙っていく。
☑商品スペック等、一部で専門的な知識が必要
パソコンのスペックや周辺機器の仕様など、”一見して分からないようなもの”や”商品の情報量が過多”なものは避けがちな傾向にある。
これについての対策は、”ひたすら商品に関連した知識を身につける”しかないため長いスパンをかけてでも少しずつ覚えていくことが重要である。(または、仕入れ時に店員を質問攻めにして不明な点を解消するのも一つの手である)
☑返品が発生した際のリスクが過大
当ジャンルの殆どの商品が”精密機器”の区分となる関係上、故障等で返品された場合に自分で不具合の特定をすることが”至難の業”と化す。
また、仮に修理するとしても”該当商品の保証期間が超過していた場合”には、決して安くはない修理代をもれなく全額自腹を切るハメになるおまけもついてくるのは始末に負えない。(それだけで赤字確定のレベル)
(※補足説明として、「あからさまな外傷・水没」といった要因でメーカーの保証を外れた場合に限り、低確率でAmazonより補填があるケースも存在するので万が一の時は駄目もとで試すこと。)
☑商品単価が高いため、相応に仕入れリスクも高い
モノレートの波形等のデータを確認したうえで仕入れるの良いが、当ジャンルの商品はその性質上、1品辺りの仕入れ単価が高い傾向にある。高い回転率の商品なら早々心配いらないが、仮に回転率が芳しくない高額商品を仕入れて案の定売れない展開にハマってしまった場合、後々大きな影響が出てくる。
そういったことを避けるため、最初の段階では”商品の回転率を最優先とした仕入れ”を心掛けること。
このせどりでの”要注意事項”について
☑メーカー保証書の有無について
高額商品を購入した際、誰もが絶対に気にする保証期間について。パソコンを含めた高額商品は通常、購入してから少なくとも1年はメーカー保証書がつくが、この時注意しないといけないのが”Amazonでは保証書に印が押してある場合、新品での出品が不可”になるというルールである。
そういう訳で、店舗で仕入れを行う際、”間違っても保証書に印が押されないよう細心の注意”を払うこと。
☑付属品の有無について
新品・中古品に問わず、当ジャンルの商品は”必ず付属品の有無についても徹底する”こと。
中古品の中には、バッテリーや電源ケーブルなど”無いと動作に支障をきたす”物が欠品した状態で売られていることが多々あるので、よく注視して仕入れを行うこと。
これについては、商品の回転率にも関わるため、可能な限り”正規の付属品がフルセット状態のもの”を優先的に仕入れるよう心掛ける。
☑扱い方全般について
何度も言うように、当ジャンルは誰がどう見ても完璧に”精密機器”である。そのため、梱包については過剰レベルで行う位で丁度良い。(梱包をサボってクレームを貰うより遥かにマシなため)
保管環境においても、「直射日光」「湿気の多い場所」は必ず避け、不具合を起こす要因No.1の埃が”絶対に混入しないよう徹底的に梱包”しての保管を徹底すること。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!