せどりで「家電商品」を仕入れる際の注意点!
皆さんがせどりをするうえで、一度は絶対に扱ったことがあると言っても過言ではない「家電製品」。このせどりの特徴や、それを行ううえでのメリットやデメリットなど”重要な情報”は多々あると思います。
今回の記事は、そんな「家電製品」のせどりに関するお話を紹介していきたいと思います。
家電製品せどりのメリットとデメリット
☑利益の出し方をパターン化できる
大型量販店で仕入れる場合、その殆どが”仕入れと同時にポイントが貯まる”ようになっているため、このような店舗での仕入れをメインにしていると途轍もないポイントを同時に貯めることが可能となる。(ポイントキャンペーン等を絡めれば更なる利益が見込める)
また、貯めたポイントを仕入れの際に使えば”それだけで経費削減にも繋がる”ため、無駄がないのも強みと言える。
☑安価での仕入れが可能
上記で述べたような大型量販店に加え、ディスカウントショップやリサイクルショップなど”数えだすとキリがない”位の仕入れが可能な店舗があるため供給面で困ることはほぼない。
また、前者の大型量販店などは、売り場毎に販売ノルマを課せられていることもあるので店員との交渉によっては”値切って商品を仕入れる”ことも可能になるなどの強みもある。
その他にも、人気の商品などは仕入れれば”高い利益が見込める”うえ、”商品の回転速度も速い”ため売れば売るだけ利益が出る面に関してもメリットと言えるでしょう。
☑1品辺りの仕入れ単価が高め
家電製品という性質上、”1品辺りの商品単価が高い”ジャンルになるため、新品を仕入れるとなると1品で数万円かかる場合がある。
また、平均10%↑~20%↑程度の利益率を維持する代わりに、仕入れに使う資金も高額になりがちな傾向が見られる。
(そのため、仕入れた商品が万が一売れない場合のリスクが怖い面もデメリットと言える)
☑人気カテゴリーにつきライバルせどらーも多数
Amazonに出品する際の家電製品のカテゴリーは、”手数料が10%”と他のカテゴリーより低くなっていることに加え、仕入れにかかる資金面を除けば”比較的敷居の低いジャンル”となるため競合相手となるせどらーの数も多い。(ウォークマン等の小型の商品などは郵送が簡単なため、特に多い傾向にあり)
逆に、大型の家電製品についてはサイズの問題か、競合相手が小型に比べて減少する傾向にある。(FBAの保管手数料とも関係あり)
☑商品返品のリスク
当ジャンルの商品が返品になった場合、仕入れ先へ返品できず損失となるケースが少なからず、存在する。
理由として、中古品をリサイクルショップ等で仕入れた場合、通常新品なら最低でも1年くらいある保証期間が1週間~1か月(※店舗によって異なる)と新品と異なるため、その期間を過ぎた状況で返品されると店舗の保証は切れているため、そのまま損失となる。
商品を仕入れる際のコツについて
☑事前にセール情報を収集・チェックして商品の目星を付ける
こと大型量販店で仕入れを行うのであれば、”セール情報を事前に収集し仕入れる商品を検討する”位の入念な準備が必要。
また、情報収集の際、判断材料となるチラシには”全国版(全店舗対象)”と”地域版(地域限定)”の2パターンあり、より重要視するのは地域版の方である。
(理由として、全国版は全国のせどらーが目に触れる反面、地域版は”その地域の店舗限定”という特性上、他のせどらーの目に触れにくいという利点があるため)
なお、この地域版のチラシは、大体の店舗が”入り口付近”、または”カウンターの近くに配置”されていると思うのでせどりで店舗を訪れた際は”忘れず回収するとよい”。
(※補足説明として、チラシに掲載されているセール品は”価格競争になりやすい”という性質を持っているため、利益を出す難度が高いので注意。また、チラシに掲載されてない商品についても、”こっそり値引きされている場合がある”ので店舗を訪れた際は忘れずチェックすること)
☑複数の店舗を周る際は効率化を徹底する
せどりで複数の店舗を周る場合、一番の問題は移動時間。これをどれだけ短縮化できるかで効率が変わってくると言っても過言ではない。
対策として、あらかじめ周る店舗をリストアップ、マップ化して効率よく移動できるように最短ルートを作成しておくことが重要。
また、周る店舗の”ここだけは絶対にチェックする”といったリストを作成(所謂”見える化”)してリサーチすることも効率UPに繋がる。(たとえばワゴンセールなど)
上記の内容に加え、「値引き札」が付いている商品がないかも入念にチェック・リサーチし掘り出し物を探す。(値引き札が複数ついてものなどは”思わぬ利益がとれる商品の可能性を秘めている”ため必ずチェックする)
仕入れを行う際の注意点について
☑販売する際の手数料に気を配る
家電製品を仕入れるうえで、一部の電化製品は”手数料が15%になっている”ことがある。(主にミキサーなどの”キッチン用品”で、これはカテゴリーが「ホーム&キッチン用品」に含まれているため)
そういう訳で、仕入れる際は”本当にそれが家電製品のカテゴリーに属した商品なのか”をきちんと確認すること
☑Amazonで取り扱えない商品を避ける
「引火性の商品」「一部のマッサージ器・血圧計などの医療機器に属する商品」「既定の箱のサイズを超える商品」などはFBAのルール上、”取り扱うことが不可となっている”ので要注意。
大型の商品に関してもFBAでは納品できる場所が限られていることもあり、取り扱う際は注意が必要。(なお、自己配送なら問題ないが場所を取る等の別問題が発生する模様)
最後に
今回の記事を簡潔にまとめると、家電製品のせどりは、”初心者から上級者まで、幅広い層が仕入れることが可能”な一線級の商材ということになります。
また、商品によっては”高めの利益率”と”安定した高い商品回転率”を有するのも電化製品せどりならではの魅力だと思います。
ただし、商品の仕入れには他のカテゴリー同様、諸々の注意点があるのでその辺りを忘れないようにしましょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!