”中古せどり”の特徴と狙い目を分かりやすく解説!!
今回の記事は、前回に引き続き「店舗仕入れにまつわるイロハ(中古編)」について”初めての方にも分かりやすいよう”説明していきたいと思います!
なお、店舗仕入れの「メリット」「デメリット」については、以前説明させていただいたので今回は割愛させていただきます。
(詳細については、下記のリンク先をご参照いただければ幸いです。)
目次
「せどり店舗」の一覧と特徴について
それでは”各店舗の特徴”や”その際の仕入れ方”(中古編)を、順を追って説明していきましょう。
今回、一例として説明していく代表店舗は、以下の通りです。
「ハードオフ」の特徴とやり方について
今回はせどらーの皆様の”強い味方”と言っても過言ではないでしょう、「ハードオフ」について説明していきます。
せどりをしていくうえで、ポイントとなってくるのは以下のとおりです。
☑ジャンク品の中でも見るべきポイントは??
☑お宝商品はレジ前に眠っている?
☑ジャンクなのに検品不要な商品がある!?
ハードオフの値札は??をよくチェックするべし!
ハードオフで仕入れるの際にチェックするもの、緑の値札でお馴染み「ジャンク品」です!
本当ならば赤の値札「完全動作品」なのですが、”型が古い商品は保証できない”ということでジャンク品として販売する物も中にはあるそうです。
なので、緑の値札に「現状ご確認ください」と書いてある商品があれば、一度店員さんへ尋ねてみるのが無難でしょう。
ジャンク品の中でも見るべきポイントは??
次に、ジャンク品の中で見るべきポイントについてご紹介します。
それは値札の日付についてです。実は、この値札に書いてある日付は店頭に出された日を示しています。(前項の画像でいうH29.11.1の部分がそれにあたる)
つまり日付が新しいほど、店頭に出て日が浅いということを意味します。
そういった商品を見つけた際は、他のライバルとなるせどらーが目にしていない可能性が高いので必ずチェックしましょう。
※上記の2項目については、後ほど”値札の画像と併せて詳しく掘り下げていきたい”と思います。
”お宝商品”はレジ前に眠っている?
前項で、ジャンク品の値札に書いてある日付を見るように申し上げましたが、実はもう1つハードオフでせどりの仕入れをするうえで、入荷したての商品を見つける方法があるんです。
その方法とは、下記の画像のような”レジ前のカゴ”に秘密が隠されています。
実は、このレジ前のカゴの中には、”入荷したばかりの商品が入っていて、その後ジャンクコーナーへと移る”仕組みになっていたりします。
また、そういった場所ということもあって”まだ誰もチェックしていない可能性が非常に高く、かつジャンク品なのにわりとキレイな掘り出し物が入っていたりもする”ので、仕入れてもいいような商品が見つけやすかったりします。
ジャンクなのに検品不要な商品がある!?
ジャンク品とは基本的に中古品を指して言いますが、これには”実は新品も混じっていたりします”。
「ジャンクコーナーに新品って、意味が分からないんだけど…大丈夫?」と思われる方が当然いるかもしれませんが、これは本当の話です 。
一例として紹介する下記の2つの商品については、ジャンク品なのに、”未開封品として仕入れられて、新品で出品できる”ので見かけた際は、お見逃しなく!
インクカートリッジ/トナーカートリッジ
まず、ジャンクコーナーに置かれているインクカートリッジ、トナーカートリッジは基本的に未開封品です。
ただ、仕入れる際の注意点として、AmazonのFBA納品する場合には使用期限が60日以下の状態では出品ができないという決まりがあるので念頭に置きましょう。
しかし、”カートリッジの中には使用期限がない”なんてトンデモ商品が実はあったりします。
確認して箱に大きな痛みなどがないのであれば、ハードオフのせどりで仕入れをする場合に高い利益を出すことが出来ますのでこれも要チェックです。
インクリボン
こちらも、”プリンター用のインクと同じカゴに入っていることが比較的多い商品“なので、そちらを探すついでに仕入れができる可能性があります。
インクリボンについては、聞いたこともないようなマイナーメーカーでも何故かすごく売れることがあったり、単純な色の違いだけで売れ行きが大きく違ったりしてくる状況。もしも、せどりでハードオフに行った際に、こちらを仕入る機会があるときは上記の理由につき”しっかりリサーチしましょう”。
値札の種類と意味合いについて
では、次の項目”仕入れに関わってくる主な値札達”について掘り下げてまいりましょう。
まずは赤い値札の「中古品」についてです。先で少し述べましたが、”動作確認済み”でかつ”保証期間”が付いており”値段設定が少々高め”なのが特徴です。
値段が高めな理由についても「完全動作品」と呼ばれるものだからです。(お店が細かく商品をチェック済みという意味合いになります。)
また、最近では赤い値札から”赤枠に白地の値札へ変更”されているのでご注意ください。
せどり初心者の方はよく”赤い値札の商品をリサーチしてしまいがち”ですが、先に述べた理由でいくら調べても仕入れられる商品が見つけるのは難しいと言えるでしょう。
次は、これも先で少し紹介させていただいた緑の値札の「ジャンク品」についてです。”動作不良”や”付属品欠品”、”年式が古い”等の理由から非常に安値で設定されていることが特徴です。
基本的にクリーニング等も行われていない商品が多いので、自分でクリーニングする必要がありますが、格安のお宝が眠っていることが多いです。
補足として普通、ジャンク品と聞けば「ジャンク品っていうくらいだから壊れているんじゃないの?」「動作未確認品を仕入れて、修理してから販売するの?だとしたら面倒…」なんて思われる方が多いと思います。
結論から申し上げましょう、ハードオフのジャンクコーナーで仕入れたものを”修理やメンテナンスをして販売する必要はほぼありません”。
それは何故なのか?まずは、先ほどのジャンク品の値札画像をもう一度よく見てみましょう。
”シャッター切れました。現状ご確認ください”という記載がありますよね?
このことから分かるように、ジャンクコーナーにある商品が全て壊れているというわけでないのです。しかし、ここで注意しないといけないのは”赤い値札で販売される商品と違って動作保証がない”という点についてです。
その代わり、それがない分”安く販売されているのがジャンク品”の特徴なのです。
では、”ハードオフの動作未確認品は全部せどりで仕入れてOKなのか?”といった疑問を持たれる方がいると思います。
その答えとしては、こうです。
実は仕入れても良い理由の1つは、”店舗のスペースの関係でジャンク以外の商品が並んでいることがあるから”なのです。
実際、ハードオフへ仕入れに赴いて店内を見ていたところ、赤い値札とジャンクコーナーに全く同じ商品が売っているところを見ました。
気になって、その理由を店員さんに聞いてみたところ、「完成動作品(赤い値札)のコーナーがいっぱいだから、ジャンク品コーナーに1つ移動したんです。どちらも動作するので使う分には問題ないですよ!」との回答をいただけました。
もちろん、ジャンクコーナーにある商品の方が安くなっていましたが(なんででしょうね…?)。
他にも、先に述べた通り”古い型の商品だから保証が出来ない”という理由で”ジャンク品として販売”するケースもあるそうです。
この話から分かるとおり、”稼働品は必ずしも赤い値札で販売するわけではない”ということです。
そういう訳で、わざわざ壊れているものを修理して、販売する必要はないので一安心ですね。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!