せどりで「DVD・ブルーレイディスク」を扱う場合
我々が生きるうえでとても重要なことがあります。そう、娯楽です。そんな娯楽で誰でも手軽に楽しめるのが今回紹介する「DVDとブルーレイディスク」です。いいですよね、デッキに入れて再生すれば何時でも自分の見たいものが見れるんですから。前置きはここまでとして、次項から早速DVD・ブルーレイディスクに関するせどりについて紹介していきたいと思います。
せどりでDVD・ブルーレイディスクを取り扱う場合のメリット・デメリット
早速、せどりでDVD・ブルーレイディスクを扱った場合のメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。
メリットについて大まかにまとめると、以下の通りです。
☑商品の純利益が高い
→シンプルながら大変素晴らしいメリットと言える。特にDVD・ブルーレイディスクのBOXや、廃盤等でプレミア化したDVD・ブルーレイディスクなどはこのメリットが顕著に表れる。
☑商品の保管スペースが少なく済む
→こちらもシンプルながら非常に素晴らしいメリットである。当ジャンルの商品の保管スペースが少なく済む分、他の商品に場所を割ける面も優秀と言える。また、店舗仕入れをする際に、DVD・ブルーレイディスクといったディスクタイプの商品は大量購入しても大してかさばらず、持ち運びが容易な点も実際に仕入れで赴く者としては◎である。
☑競合相手が少ない
→このジャンルもどちらかというとニッチな方向性のせどりと言えるため、ライバル人口は比較的少なめである。その主な理由は、DVD・ブルーレイディスクのせどりは例え中古であっても1点辺りの購入単価が高いためである。理由としてはシンプルだが、リスクとしてはそれなりに大きいので中々新規参入しづらいところではある。
☑商品の相場観が比較的掴みやすい
→このせどりは、本やCDといったジャンルと比較すると商品数が少ないため、相対的に相場感覚が掴みやすい点もメリットの一つである。例えば、なにかの拍子にトレンドになった場合などは商品価格が高騰しやすい傾向にあるので狙い目である。
また、別の視点から見ると映画化やドラマ化された漫画に加え、出演した芸能人の引退やスキャンダルなどで話題に上った作品も高値になりやすいため、利益を上げるためにも積極的に仕入れるとよいだろう。
次に、デメリットについて大まかにまとめると、以下の通りである。
☑仕入れにかかる商品単価が高いことが多い
→このため、DVD・ブルーレイディスクのせどりを始めるときは、ある程度のまとまった資金が必要となってしまう。その他にも、商品が売れ残った場合に赤字に転じる可能性も比較的高い点もこのせどりのデメリットと言える。
☑検品に手間がかかる
→例えば、初回限定版と呼ばれるDVD・ブルーレイディスク等は特典となる付属品が多く付いていることが多々あるので、すべて揃っているかをしっかりと確認しないといけない。これ以外にも、外ケースは割れていないか、円盤の盤面にキズは付いていないか、再生は可能か等々、検品にあたっての確認項目が何かしらあり結果として手間と時間を取られる。
☑他のジャンルと比較して円盤が高価
→上記の理由により店舗における商品回転率が基本的に低く、また一店舗ごとに取り扱っている商品数についてもさほど多くない傾向にある。これに加えて、商品に高い品質が求められる傾向が強いのも、このせどり特有のデメリットと言える。これが例えば本であったなら「多少の汚れがあっても読めれば問題ない」といった認識にもなるし、或いは日焼けしていても大して気にならないといった認識にもなるだろう。しかし、当ジャンルで扱う商品はどうしても商品単価が高いため、結果的に買い手側の要求も自然と高くなってしまう。単純な話、盤面の傷の有無に加え外観等の状態にも意識を向ける必要がある訳である。
DVD・ブルーレイディスクの主な仕入れ先と販売先について
前項でこのせどりのメリット・デメリットについて多少でもご理解いただけたと思うので、次にこのせどりで扱う商品の主な仕入れ先、販売先について紹介していきたいと思います。
これらを大まかにまとめると、以下の通りです。
【DVD・ブルーレイディスクの主な仕入れ先】
☑ヤフオク!・メルカリ
☑ブックオフ
☑ハードオフ
まずは、ヤフオク!やメルカリといったインターネット経由での仕入れについてです。これらが仕入れ先たり得る理由はほかのジャンルでも言えることですが、やはり通常の相場より安く手に入ることがあるためです。ただし、商品の品質が安定しないため、その点にはしっかり注意を払いながら定期的にリサーチして積極的に仕入れで活用していくのがよいでしょう。
ブックオフについても、実は仕入れ先としては優秀だったりします。その理由は、店舗ごとに開催しているセールの対象に含まれているため通常より安く仕入れが可能な点です。なので仕入れ先として利用する場合は、事前にサイトで近隣の店舗のセール状況を予め確認するようにしましょう。
ハードオフについては、やはりジャンクコーナーの存在が大きいでしょう。ただし、このコーナーの商品は通常より安い反面、動作確認等が未確認の物も混ざっているため仕入れの際は確実に確認したうえで購入するようにしましょう。
【DVD・ブルーレイディスクの主な販売先】
☑Amazon
☑ヤフオク!・メルカリ
販売先の有力候補としては、やはり高い商品回転率と利益を誇るAmazonでしょう。基本的に出品規制等でAmazonに出せない商品以外はこちらで販売していくようにしましょう。(Amazonには一部の商品を出品する際、販売店からの請求書をアップロードする必要がある。)そして、それ以外の商品の販売先がヤフオク!・メルカリとなる訳です。これらのサイトの場合は売れ残った在庫を最悪まとめ売りで出品することも可能なうえ、ユーザー層もAmazonと若干異なるため売れ残りを回避できる可能性が割と高いです。(ただし、それぞれのサイトのユーザー層に合わせてある程度出品する商品を調整する必要があるので、その点は要注意。)
仕入れの際に意識しておきたい事柄について
最後に、このせどりを行ううえで忘れずに意識しておきたいことについて紹介していきたいと思います。
それは、このせどりで狙い目となる商品についてです。基本は先にも述べたような、初回限定生産と呼ばれるものや既に廃盤となっている円盤、またはコンプリートBOXと呼ばれるような特別ものです。これらのものは、市場に出回っている数が少ない傾向にあるため需要によっては高い利益が期待できるためこのせどりにおける主力と言っても差し支えないでしょう。また、初回限定生産はともかく後者の2つは最悪コンディションに関わらずある程度価格が安定している点も大きなメリットと言えます。なので仕入れを行う際は、これらの商品を優先的にリサーチしていきましょう。
また、上記のような商品の他にも有名なアーティストが解散、もしくは亡くなった場合にはそのコンサート映像やメイキング映像等の価格が高騰、プレミアと化すことが稀に見られます。このようなこともあるため、常日頃からそちらの方面にも情報網を広げておくことが大切と言えるでしょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!