予約転売を徹底解説!知らないと痛いめ合いますよ。。。
皆様が転売をするうえで、一番注意していることと言えばなんでしょうか?数ある個人物販の中でも稼ぎやすい部類にある転売ですが、今回紹介する「予約転売」は簡単に説明すると”不良在庫を抱えるといった、転売に付きまとうリスクがない”という特徴があります。
今回はそんな「予約転売」について順番に紹介していきたいと思います。
目次
予約転売とはなにか?
まずは、「そもそも、予約転売って何を指して言うの?」と思っている方へ説明していきたいと思います。
簡単に申し上げると、”予約転売とは発売日前の商品を転売をすること”を指します。方法としては発売前の商品を店舗等で予約・確保し、それをAmazonに出品・販売していきます。
予約転売の主な流れについては次項にて説明していきます。
予約転売の主な流れ
予約転売の主な流れをまとめると、以下の通りです。
1.発売後プレミアになりそうな商品をリサーチ
2.該当する予約商品の発注
3.Amazonへ出品
4.Amazonにて注文確定
5.予約店舗にて仕入れ
6.該当商品の梱包・発送
7.売上代金の受け取り
予約転売のメリットとデメリット
次に、本項では予約転売におけるメリット・デメリットについて紹介していきます。
それぞれを簡単にまとめると、以下の通りです。
☑商品の在庫を抱える必要が皆無
予約転売において、一番のメリットとも言えるのがこの在庫が不要な点です。こと転売において”最大のリスクとなるのが不良在庫を抱えること”です。その点、この予約転売では売れた分だけ商品を仕入れるため、先にも述べた通り余分な在庫を抱える必要がありません。予約して確保してあった商品も、売れなければキャンセルすれば良いので結果としてリスクがなく物販初心者でも安心と言えます。
☑自宅のみでの作業が完結可能
商品の予約についても、店舗にこだわらずネットショップ等で予約すれば、自宅から一歩も外に出ることなく転売することが可能となります。発送に関しても集荷依頼を利用することで同じく外に出る必要がなくなります。
☑大きな利益が期待できる
予約転売の手法に慣れてしまえば、いずれは”プレミア価格がつく商品を見分けられる”ようになっていきます。実際、プレミア価格が付く可能性の高い商品を大量に仕入れることができたのなら、少しの手間で莫大な利益を出すことも夢ではありません。
☑商品のリサーチが通常の転売と比べ容易
予約転売の商品リサーチに関しては、通常の転売に比べ容易と言えます。そのため、副業でこれから転売を始めようと考えている方などにはオススメと言えます。
☑商品のキャンセル時、手間がかかる
予約商品はその性質上、”注文が入っても発売までにキャンセルされることが度々あります”。そうなった場合には、当然仕入れ先の商品も同じくキャンセルする必要が発生します。なお、この”キャンセル作業が遅れると注文がない商品を仕入れる”ことになりその分が結果的に赤字となってしまうため要注意です。
☑取り扱う商品の競合相手が多い
予約転売は大きな利益が期待できるだけあって、必然的に競合相手が多くなることになります。その結果、”ネットで仕入れることが困難になることが多々ある”ため実店舗での仕入れも視野にいれる必要があることも頭の隅に入れておきましょう。
☑発送が自己配送に限られてしまう
通常、Amazonで転売をする場合には、商品の発送手続き等の面倒な作業を大幅にカットできる”FBAを利用することが半ば当たり前になっている”と思います。しかし、この予約転売においては出品した商品が購入されたタイミングで仕入れを行う特性上、事前に商品をFBA納品することができません。
また、出品した商品については”その購入数に限らず発売日に必ず発送しないといけない”点にも注意が必要です。逆に言ってしまえば、予約転売でも一番大きなデメリットともいえるこの問題を如何にクリアするかが肝要なのです。
予約転売するうえでの注意点について
◎ECサイトで予約を行う場合
ECサイトで商品の予約を行う場合、以下の点に注意が必要です。
☑前金や内金が必要かどうか(不必要な所を探す)
☑商品をキャンセルした場合、キャンセル料が発生するかどうか
☑1人で複数個の予約が可能かどうか
なお、上記に挙げた注意点については店舗での予約にも当て嵌まるものなので、その点も頭に入れておきましょう。
◎需要が大きい商品をチェックする
”予約転売はほぼ定価で仕入れを行う”特性上、定価より高い価格でも売れる商品でないと利益が出ません。そういった面から、転売予定の商品の需要チェックはとても重要です。需要のリサーチについては、SNSや他のネットショップの在庫状況等を確認して判断していきましょう。
◎市場全体の動向をチェックする
また、予約転売するにあたって商品の供給状態の動向をチェックすることも大切です。まずAmazonで”リサーチした段階で商品の供給が追い付いていないことが絶対条件”ですが、稀に販売開始後即在庫が復活することもありその場合、通常より高い価格設定での販売は望めないため結果として予約転売は失敗ということになります。
この事態を回避する方法として、Amazonの在庫状況だけに関わらず他のネットショップの在庫状況等も確認して復活するかどうかを見極めることが非常に重要となります。仮にどの市場でも品薄状態であることが確認できた場合、”在庫が復活する可能性は低い”と思われます。
◎関連商品の価格をチェックして予測を立てる
そして、予約転売するうえで忘れはならないのが関連商品の存在です。需要が供給を上回り、尚且つ市場全体で品薄の状態になっていたとしても、必ず定価より高い価格設定で売れるとは限りません。その理由として、「こんな定価よりも高い金額を出すくらいなら、在庫が復活するまで大人しく待つ」という人が必ず一定数以上いるためです。
また、定価より高い価格設定で売れるかどうかについては、その商品に関連する商品をチェックすることである程度の予測を立てることが可能になります。仮に”周辺機器や型落ち商品等が高めの価格設定で売れているようであれば、その商品についても定価以上の価格で売れる可能性が高い”と予測できる訳です。
◎Amazonへの出品は予約分が確保できてから
Amazonへの出品は基本的に”予約分が確保できてから”行うことが大切です。仮に予約確保前に出品して万が一売れてしまった場合に商品が確保できない可能性があります。仕入れ不可能になるリスクも踏まえて、出品については予約分が確保でき次第移行することを心掛けましょう。
◎販売開始日の違いをきちんと理解する
Amazonへ商品を出品する際に入力する項目のうち、「販売開始日」と「予約商品の販売開始日」には注意が必要です。それぞれの意味合いについて、まとめると以下の通りです。
☑販売開始日…その商品をAmazonに出品する日付のことを指す
☑予約商品の販売開始日…実際に商品が発売される日付のことを指す
上記の日付の違いをしっかりと理解したうえで入力することはとても重要です。仮に予約商品の発売開始日を実際に商品が発売される日にしなかった場合、商品が売れた際にAmazonから出荷遅延のアラームが来ることになります。
また同時に”Amazonの規約違反にも該当する”ため、この項目は必ず入力・確認するようにしましょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!