Amazonを利用するうえで”超重要”な「JANコード」について学ぼう!!
目次
Amazonへ出品するうえで”重要”な「JANコード」について学ぶ
Amazonに出品する際、その商品に既にカタログがある場合、”出品作業にかかる手間は少なくなる”と言えるでしょう。
というのも、”カタログにある情報と紐づける”ように”価格”や”在庫の数”を入力していけば、出品作業がつつがなく完了するためです。
逆に、カタログにない商品を出品する場合には、「コードの問題」というものが発生してきます。
これについては、上記の画像のように「重要情報」という欄の「JAN/EANまたはUPC」という項目で、「JAN/EANまたはUPC免除を適用」という部分をチェックすることが可能です。
これで「出品作業が完了!!」と思っても、その次の作業があります。
それは、”バリエーションを作る”というもので、ここでコードが必要になってしまいます。
例えば、「色違いがない」「サイズ違いもない」「1点のみの商品」で、かつ”JAN・EANコードがないノーブランドの商品”はたくさんあるので、コードに関する問題についてはクリアしておきたいと言えるでしょう。
まず初めに、Amazonの出品の作業は途中で保存をしておくという事ができません。
たとえ「写真の撮影」「登録作業」を行って、”コード以外の部分が完了”していたとしても、コードがないと先に進むことができないのです。
そういう理由で、”仮に途中でその画面を閉じてしまうと、結局最初の画面から再度登録しないといけない”のです。
じゃあ「事前にJANコードを取得しておこう!」と思っても、”JANコードの取得には費用がかかるという事”また、”約2週間程度の時間が必要”という問題があったりします。
ということで、今回は「Amazonへの出品に関連して、コードの取得方法やJANコードの詳細」について簡単に解説していきたいと思います。
また、「JANコード」に関する内容については、下記のリンク先でも紹介しているのでご参照いただけると幸いです。
Amazonに新規出品するにあたり、”JANコードを取得すべき”理由について
先にも少し述べましたが、”Amazonに新規出品しようとする際には、JANコードの入力が必要”となります。
JANコードがない場合でも、新規出品すること自体は可能ですが”Amazonに申請をして審査に合格する必要がある”といった別の問題があるため、コードを取得する方法よりも手間が必要になってしまいます。
Amazon出品におけるJANコードの基本について
JANコードは、正式には”Japanese Article Number”といって「商品管理コード」のことを指し、国内共通で使われているコードを意味します。
簡単な話、”買い物の折、レジでバーコードを読み取る際に使うあのバーコード”のことです。
このバーコードが「JANコード」(GS1事業者コード)になります。
この内容については下記のリンク先にて詳しく紹介していますのでご参照いただけると幸いです。
Amazonでの場合だと、「JANまたはEANコード」と表示されています。(ちなみに、国際的な共通商品コードはEANコードのほうです。)
逆に、”国内でのみ使われているのがJANコード”で、「45」もしくは「49」から始まるコードになります。
Amazonへ出品する際に”JANコードを取得すべき理由”について
まず、Amazonにて”新規出品で商品を販売”する場合、”原則としてJANコードを取得した商品であること”となっています。
基本的な話として、Amazonに出品商品を登録する場合には、「JANコード」「EANコード」「UPCコード」「GTINコード」などの、第三者機関が発行しているコードが各商品に付いている必要があるとされています。
ですが、オリジナル商品などの”他社が取り扱っていない商品”であるなら、「Amazonブランド登録プログラム」というものを利用して、製品コードがない商品を出品することが可能です。
しかし注意点もあって、この方法で登録した場合に、製品コードがあると判明すると”権限が削除される可能性がある”ということは覚えておきましょう。
詳しい”製品コードがない場合の登録方法”については、下記のリンク先をご参照ください。
この規定を念頭に置いたうえで、何度も仕入れできるような商品を出品するのであれば、「JANコードの取得」→「新規商品登録」→「販売ページの作成」と行っていく方が総合的に考えて良いと言えるでしょう。
ただ注意点として、「一番くじ(例:バンプレスト)」や「UFOキャッチャーの景品(例:SEGA)」などの”一部メーカーのコードを取得した場合”、メーカー側からクレームを受けることになります。
そういう訳で、「コードを取得しても良い物なの…?」と”考え判断していく必要”があります。
また、”JANコードがない国内メーカーの商品”であるなら、「製品コード免除の許可申請」を行い、その申請が承認された後”JANなし商品”としてAmazonへ出品することが可能となります。
なお、この方法は”大口出品者のみ対象”と注意が必要ですが、これを利用することで例えば”JANコードのない中国商品や日本の製品でも出品が可能”となります。
なので、”ノーブランドの商品を新規出品しかつ、これからも仕入れていく”というのであれば、いっそJANコードを取得してしまう方が効率がいい選択と言えるでしょう。
JANコードさえ取得してしまえば、”ノーブランド商品であっても、オリジナル商品であっても出品が可能”になります。
Amazonへ”ノーブランド商品を出品”する場合のJANコードについて
「自分の商品でないのに、JANコードを付けてしまっていいの…?」と心配になる方もいるかもしれませんが、ノーブランド商品であれば特に問題はなく、後々の手間を考えればむしろ取得してしまった方がいいでしょう。
◎ノーブランド商品なら「JANコードを取得」→「出品」
Amazon出品用にJANコードを取得する方法と料金について
次項では、「JANコードの取得方法」や「それにかかる費用等」、実際の流れについて紹介していきます。
”パソコンからAmazon出品用のJANコードを申請”する方法について
パソコンから「メールアドレスの登録」にアクセスし、メールアドレスの登録を行います。
以前の記事でも述べましたが、これはパソコンからアクセスする必要があるので、スマホなどからでは申請できません。
②申請フォームに入力
登録したアドレスにメールが届いたら、記載してあるURLにアクセスして、必要事項を入力します。
③登録申請料を支払う
支払いの方法として、以下のものから選べます。
☑コンビニ支払い
☑ペイジー払い
☑銀行振り込み
また、コンビニ払いとペイジー払いの場合は、振込手数料がかかりません。
④登録通知書を受け取る
”入金確認”と”申請内容”に問題がなければ、約7営業日でGS1事業者コードが記載された「GS1事業者コード登録通知書」が届きます。
”登録申請書でAmazon出品用のJANコードを申請”する方法について
これは”全国の商工会議所”、”商工会”で頒布されています。また、インターネットからも注文することができます。
②登録申請書に記入
「はじめてのバーコードガイド-新規登録用-(登録申請書付)」の”巻末にある登録申請書”に必要事項を記入します。
③登録申請料を支払う
登録申請料は、以下のものから選べます。
☑郵便振り込み
☑銀行振り込み
④登録申請書を提出
登録申請書を”商工会議所”、”商工会”へ提出、もしくは郵送します。
⑤登録通知書を受け取る
”入金に問題がなく”、かつ”申請書に不備がない”場合に、約2週間でGS1事業者コードが記載された「GS1事業者コード登録通知書」が郵送されます。
この「GS1事業者コード登録申請料」は、事業者の業務区分と年商で決まります。
詳しくは下記の画像をご参照ください。
Amazon出品にあたり、JANコードを作る
「JAN企業コード」とは登録通知書に書かれているコードを指します。
「商品アイテムコード」については、”001から999を自由につける”ことができます。
「チェックデジット」というのは、”JIS規格で定められた計算式で算出”されるものです。
チェックデジットの計算式については、公式サイトで確認できるので下記のリンク先からご参照ください。。
また、下記の画像で赤枠の部分に”事業者コードの9桁の数字”に”商品コードの3桁の数字”を入力して、計算ボタンを押すとチェックデジットが分かります。
これにて”13桁のJANコードの作成が完了”となります。
作成できたJANコードについては、忘れることがないようにしっかりと管理しておきましょう。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!