電脳せどりについて学ぶ
さて、最近ではコロナの影響でテレワーク等が増えているためか、空いた時間で副業に勤しむ方が増えているようです。そんな中でも、今回は今のせどりの主流と言っても過言ではないインターネットビジネス「電脳せどり」についてご紹介していきたいと思います。
電脳せどりとは???
そもそも、皆様の中には「電脳せどりとはなにか?」と疑問に思われている方もいらっしゃるかと思います。なので、まずはその疑問から解消していきたいと思います。
電脳せどりとは、簡単に言ってしまえば”インターネットを用いて物販を行うビジネススタイルのこと”です。これは、主にインターネット上のオンラインショップ(例:ヤフオク!や楽天市場、メルカリなど)を用いて商品を仕入れて販売します。
これについては、”店舗経由で商品を仕入れるのが「店舗せどり」”、”インターネット経由で商品を仕入れるのが「電脳せどり」”と簡単に認識していただければOKです。
電脳せどりのメリット・デメリット
前項で、電脳せどりがどういったものか理解していただいた思います。なので本項では、「電脳せどり」をするにあたってのメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
電脳せどりのメリット
電脳せどりの主なメリットをまとめると、以下の通りです。
☑時と場所を選ばずに仕入れが可能
→仕入れ先がインターネットのため、言ってしまえば24時間仕入れが可能なので店舗せどりと違って時間に縛られない。またインターネットの性質上、電波さえあれば何処でも大丈夫なので仕事や移動の合間等でもリサーチが可能なのが強み。
☑在宅で商品の仕入れが完結できる
→先にも述べた通り、インターネットを用いる性質上、仕入れで外に出ることがないため交通費やガソリン等の移動にかかるコストが0である。また、暑い・寒いといった季節や天候に左右されない点や、仕入れる商品の重量等を気にしなくていい点も強みと言える。
☑周囲の目を気にすることなくじっくりとリサーチができる
→店舗での仕入れと違い、どうしても気になってしまう周囲の客・店員の目が完全にないため、気になる商品のリサーチを納得いく迄できるのもメリットの一つと言える。商品のリサーチは、せどりを行う上で一番重要なスキルと言っても過言ではないため、スキル習熟の点から見ても初めは電脳せどりで経験値を積んでいくのがいいと思われる。
☑全国津々浦々からの仕入れが可能
→先に述べた内容でも分かる通り、「時間と場所に縛られない」「自宅で作業が完了する」ことに加え、北は北海道、南は沖縄と離れた仕入れ先でもクリック一つで飛べる上、店舗仕入れの場合にかかるコストについてもほぼ無視できるのは大きな魅力と言える。
電脳せどりのデメリット
電脳せどりの主なデメリットをまとめると、以下の通りです。
☑商品のリサーチに時間がかかる
→インターネットを用いる関係上、店舗仕入れと違って目を通す商品の数が圧倒的に多い=リサーチに時間をとられる傾向にある。そのため、事前にある程度リサーチする商品の傾向を決めておく等して時間の短縮を心掛ける必要がある。
☑送料の問題と発送までに時間がかかる
→電脳せどり最大のデメリット。店舗仕入れと違い、高確率で商品の仕入れに送料がかかってくるため、その分を加味して利益を出せるよう計算する必要がある。なおこの点に関して、仕入れ先の中には「〇〇〇円以上購入で送料無料」といったサービスを受けられるところもあるので、場合によっては問題ではなくなることもある。(ようはケースバイケースである。)
また、仕入れ先がインターネットである以上、商品の発送から自分の手元に届くまでにタイムラグが発生する点も言ってしまえばデメリットとなる。(店舗仕入れの場合、少なくともこのタイムラグが発生しないため。) 例えば、ヤフオク!やメルカリ等で仕入れた場合、取引の流れ上少なく見積もっても3~4日はかかるため、その間に商品の価格に変動がないとは言い切れない。市場のニーズの変化に即座に対応できない点も、この手法ならではのデメリットと言えるだろう。
☑仕入れ時に実際のコンディションが確認できない
→仕入れの際に、商品コンディションが直接確認できず、また主な判断基準が”写真”と”商品説明文”しかない点も、電脳せどり特有のデメリットと言えるだろう。このデメリットに関しては、大手ネットショップよりヤフオク!やメルカリと言った、「オークション・フリーマーケット」形態の仕入れ先の方が顕著に表れる。相手は業者と違うのだから、写真の撮り方・商品説明等に不十分な点があるかもしれない。それに加え、出品者の特性やその他の情報についても不明なことが多いと思うので、仕入れの前に必ず過去の取引実績等を見て情報取集を行ってリスクの軽減に努める必要がある。
ヤフオク!・メルカリの活用について
最後に、この電脳せどりをするにあたって主な仕入れ先となるヤフオク!・メルカリの活用方法について紹介していきたいと思います。
まずはヤフオク!についてです。2020年時点でのヤフオク!の利用者数がおよそ1500万人います。単純な話、その数だけ毎日出品・取引が行われている訳ですから、商品の仕入れ先としては優秀と言えます。他にも、ヤフオク!では基本的に価格帯が安い傾向にある点も仕入れ先足りえる理由の一つです。
ちなみに、価格帯が安くなりがちな理由としては、以下のものが考えられます。
☑出品者の殆どは慣れていない人(悪く言ってしまえば素人)が多く、商品が無事届くか等の不安が多い
☑オークション形式である以上、確実に入手できるか分からずまた、どうしても終了までに日数がかかる
☑落札後も出品者とのやりとりが必要なため、手間がかかるうえ場合によってはトラブルに発展するリスクがある
また、ヤフオク!にはもう一つ良い点があります。それは落札相場に大きな変動が殆どない点です。これはつまり、お眼鏡にかなった商品を再度仕入れする場合にほぼ同じような価格帯での購入が可能ということに他なりません。それに加え、仕入れる商品が予め決まっていればリサーチに関しても大した時間がかからない点も◎と言えるでしょう。
次に、メルカリについて紹介していきましょう。今、最も勢いがあると言っても過言ではないメルカリですが、その利用者数は2020年時点でおよそ2200万人と同系統サービスの中では最多となっています。
また、出品数に関しても他の追随を許さない勢いで伸びているため、これから先も仕入れ先として十分に機能してくれることでしょう。
では、メルカリが仕入れ先として優れている点について、それをまとめると以下のものが考えられます。
☑出品されている商品の値付けが甘くなりがち
☑値下げ交渉が可能
☑出品されている商品が送料無料の物が多い
まず、値付けが甘くなりがちな点についてです。これは、メルカリを利用している人の殆どが一般の方のためです。そういった理由で商品の相場への理解に疎いことに加え、出品されている方の殆どが早く売れてほしいと思われていることも値付けが甘くなっている一因と言えるでしょう。
また、ヤフオク!にはあまりない習慣ではないでしょうか。値下げ交渉ができる点もメルカリならではの魅力でしょう。例えば、出品価格が利益が出るラインか微妙な時には、迷わず交渉してみましょう。(交渉する分にはリスクはないのでやるだけ得とも言えます。)
最後の送料の件については、メルカリは基本的に出品価格の中に送料が含まれていることが多いため結果的に送料が無料となっています。また、これに加え値引き交渉が成功すればさらにお得に仕入が行える点も魅力と言えるでしょう。
まとめ
如何でしたか?今回紹介した内容はあくまで簡潔にまとめたものなので、詳しい詳細が気になった方は気軽にご質問いただければと思います。この記事が、皆様の電脳せどりに挑戦する手助けになるのならば幸いです。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!