FBA納品時の配送業者の特徴と選び方について
皆様は、せどりで仕入れた商品をどのような方法で配送していますか?
せどりを継続して実践するなかで、こと”配送業者の選定”というものはとても重要な案件です。自己配送にしても、FBA納品にしても配送料はかかるし、そういうものは”積もり積もると中々馬鹿にできない額になる”ものです。
また、「どこを選択・利用するか」と書き出すと単純な話にも思えますが、徹底することで軽く見積もったとしても”年間数万円~数十万円の経費削減”に繋がるのです。
さて、今回はそんな配送業者の選び方や種類についてにスポットを当てて紹介していきたいと思います。
せどりでよく利用される配送業者一覧
正直な話、どこの地域においても名前を聞くような”大手の業者達”は全体的に強いです。ただ、地域や配送する場所によって値段に多少のブレ幅が生じるので、自分の地域にあった配送業者や配送方法を選択するようしっかりと考えましょう。
◎クロネコヤマト
◎佐川急便
◎パートナーキャリア
◎その他の配送業者
◎日本郵便について
まずはじめは、「日本郵便」ついてです。この日本郵便で使える主な配送サービスは、”定形外郵便”・”ゆうメール”・”ゆうパケット”・”レターパック”・”ゆうパック”などが挙げられます。
さて、この日本郵便ですが”他の配送業者に比べて配送時の破損率は一番低い”という評判をよく耳にします。これは強いメリットとも取れます。
ただ、正規の料金で利用するとなると割高になる傾向なので、しっかりと”特約を結んでから利用”するようにしましょう。
特約契約についての解説はいずれ詳しく紹介したいと思いますので、今回は割愛させていただきます。
上記で述べた主な配送サービスの中でも、ある程度の大きさまで安く送れる「定形外郵便」を使うことが出来るのは大きな利点でしょう。
ただ欠点もあり、紛失に対する保証や追跡番号等のサービスがない点は少々痛いところではありますが…。
他にも、本などの少々かさばるような物でも送れる「ゆうメール」や、沢山の方が好んで使っている汎用性が割と高めな「ゆうパック」(60~160㎝以内、ただし重さは30㎏までの制約あり)もあります。
また、上記で少し触れましたが個人・法人を問わず契約をすれば、家まで集荷に来てもらえる点もgoodです!
◎クロネコヤマトについて
次は「クロネコヤマト」についてです。クロネコヤマトで使える主な配送サービスは”ネコポス”・”宅急便”・”ヤマト便”などが挙げられます。
クロネコヤマトで特に優れている点はと、やはり同じ宛先に複数送る場合に(所謂、複数個口で)重宝する「ヤマト便」です。
このヤマト便は”普通の宅急便とは別な配送方法”で、同じ個所に送れば送るほど安くなるという特性があります。実際に大型の荷物を複数個(例えば5個以上)送る場合などはこのヤマト便を使う、と言う方がよくいるくらいです。(ただし、こちらの配送方法には地域差があるため要注意。)
逆に、単一での宅急便として利用するには少し割高になる傾向にあります。
配送方法としては他にも、郵便局のゆうメールに似たもので「クロネコメール便」というものや、例え出先だったとしても手軽に利用できると噂の「箱BOON」なんかも優秀で重宝します。
軽めの物(服やフィギュア位のサイズ・重さ)を配送する際には、普通の宅急便と比べて俄然安く済む点も魅力の一つと言えるでしょう。
◎佐川急便について
次は「佐川急便」についてです。佐川急便”特徴的な配送方法”としては、”飛脚ラージサイズ宅配便”という超大型の荷物を配送してくれるサービスが挙げられます。
これは、「3辺合計が160cmを超えるお荷物(260cm以内)かつ、50kgまでのお荷物や複数個口の荷物を、飛脚宅配便と同じスピードで全国に届けてくれる」ので、例えば”170㎝以上の荷物を単発で送らなければいけない”なんて時にはとても重宝します。
また、佐川急便は法人としての契約では結構優遇されているケースが全国的に多く見られ、特約を結んだ場合には、料金が他のどこよりも安くなるという特徴もあります。(ただし、これは地域によって異なるので注意。)
クロネコヤマトと同じく、単一で利用する宅急便などはやはり割高になる傾向にあります。
個人でやっているせどらーの方々には、中々利用の機会はないかもしれませんが、一度に大量に送ることが多い方は一回確認してみるのもアリでしょう。
結論としては、「とにかく安く送りたいっ!」という方にはこの佐川急便をオススメ致します。
◎パートナーキャリアについて
次は「FBAパートナーキャリアサービス」についてです。こちらは、”Amazonで出品している人なら誰もが使える配送サービス”になります。
他業者と契約や値段交渉ができなかった場合、こちらを使うのも手の一つです。特に、「副業として行っているので配送する数自体は少ない」と言った方の場合は、一度検討してみるのも良いでしょう。(※地域によっては、”これが最安値になる”なんてこともあります。)
なお、この配送サービスは「Amazon」と「日本郵政」が提携して行われています。集荷・配送関係については日本郵便が担当してくれるため、集荷の際にはお近くの郵便局に配送を依頼しに行きましょう。
◎その他の配送業者について
最後は「その他の配送業者」についてです。上記以外の配送業者だと「西濃運輸」や「福山通運」などが有名どころで主に挙げられます。
ただし、これまでに紹介してきた配送業者達が強すぎるせいか、周囲で”これらの配送業者をAmazonの配送に使っている”といった話を殆ど聞きません。そういった訳で、配送にかかる料金などの詳細が不明な現状なのです。
もしも、あなたの周囲でこれらの業者を利用している方がいるのであれば、一度配送料金に関して話を聞くのも面白いかもしれません。
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!