せどりで「キッチン用品」を攻略!!
皆様はAmazonに出品する際、「ホーム&キッチン用品」を取り扱われたことはあるでしょうか?我々が普段、”生活するうえで欠かすことのできない”生活必需品の数々なのですから当然、需要もトップクラスに高いことは火を見るよりも明らかです。
さて、今回の記事は、そんな「ホーム&キッチン用品」に関するお話を紹介していきましょう。
目次
ホーム&キッチン用品せどりの特徴について
せどりで、この「ホーム&キッチン用品」を取り扱う場合の特徴。それは”「生活必需品」を取り扱う”ということに他なりません。誰しも、生活するうえで何かしらの道具を必要とし、使用している訳で…そんな需要を抱えるため当然、Amazonに出品しても”それなりの回転速度を見せつけてくれる”ことでしょう。
また、このジャンルで取り扱う商品は”サイズ的にも手頃なもの”が多く、また”基本的に新品”となるため「商品の傷」や「付属品の欠如」などの”中古品ではよくあるトラブルの原因があまりない”という利点を備えています。それに加え、あらゆる店舗で取り扱っているので、言ってしまえば”どこでもせどりが可能”ということに他なりません。
ホーム&キッチン用品せどりのメリットとデメリット
☑万人に需要があるため商品の売れ行きが良い
このジャンルは老若男女問わず、誰でも必要となれば購入する商品のため、必然的に商品の回転速度が速い。
商品の幅も他のジャンルに比べ広く、水筒・弁当箱のような行楽などに使用する商品から、果ては調理器具など”日常生活を送る中で必要とされるものに溢れている”。
特に水筒は季節問わず、1年中活躍している商品なので当然、需要も高い。このように季節を問わない商品は、全体的に需要と回転速度が高い。
☑仕入れの面でコストが安く済む
仕入れにかかる費用が、家電やその他のジャンルと比べ安価な傾向にあり、安いものなら1000円以下で仕入れることも可能。
ホームセンターや雑貨ショップ等、どの地域でも割と見かける店舗群から商品を仕入れることが可能なので、仕入れにかかる移動交通費の面でも他と比べ安価に済む傾向にある。
上記で述べたように、商品の回転速度が速いため不良在庫化する可能性も少ない。
☑あらゆる場所で仕入れが可能
この点は他のジャンルにはない強みと言える。
上記でも述べたように、どの地域にもあるような店舗群から仕入れることが可能なので、”商品が仕入れられない”という場面に出くわす可能性はほぼない。
”仕入れ可能な場所が多い”ということはそれだけ特売やセールといったイベントに出会える機会も多いため、利益をだすチャンスにも繋がる。
☑ノーブランドの商品は利益を得づらい
象印やティファールと言った有名メーカーの商品は、”需要も高く、早い段階で売れる”傾向にある一方、海外からの輸入品やホームセンターなどにある自社ブランドの商品はAmazonに出品しても、購入者の目に留まる機会はあまり多くない。
特に、後者の”自社ブラント品”と呼ばれる商品群には”JANコードが付いていない”場合が多く、これを仕入れることは”かなり難度を誇る”難問となる。
そもそもの話、自社ブラント品はそれぞれの店舗で売り出される性質上、”Amazonに商品登録されておらず”、いざ売ろうとしても店舗で勝った方が圧倒的に安いので商売にはならない結果となる。
☑品数が多い=リサーチに時間を取られる
他のジャンルと比べ、”店舗の売り場面積が圧倒的に広い”ため商品のリサーチに時間を取られる傾向にある。
これは店舗に限ったことではなく、Amazonの商品ページでも大量の商品がカテゴリー毎にページを埋め尽くしているレベル。
そのため、「”プレミア価値が付加された商品”にピントを合わせて重点的にリサーチする」または、「ワゴンセールなどの在庫処分セールに狙いを定めてリサーチする」等、作業効率や方法を考える必要がある。
☑Amazonの販売手数料が15%かかる
Amazonで生活必需品を取り扱う場合、販売手数料が15%かかるので要注意。(参考例:カメラ類8% 家電類10%)
そのため、薄利商品を取り扱ってしまうと、”手数料の15%だけで利益が消し飛ぶ”可能性が非常に高い。
そういった理由で、仕入れをする際は手数料の15%を計算に入れ試算し、”利益率が低い場合は仕入れを見送った方が良い”。
(※補足として、キッチン用品でコンセントが付いている商品は手数料が10%に落ちる)
当ジャンルで覚えておきたいメーカー・ブランド一覧
これについては、下記の画像を暗記できる位のレベルで覚えておくと”非常に役立ちます”。
この中でも、「アイリスオーヤマ」「パナソニック」「ダイソン」「象印」「サーモス」「ティファール」などの商品は、ブランド名もさることながら、商品がアマゾンでかなり売れているメーカー達なので頭の片隅に入れて仕入れを行いましょう。
仕入れる際のねらい目について
◎ワゴンセールは目ざとくチェックする
ことホームセンターのワゴンセールは主に、”売れ残った調理器具や調理家電の在庫処理目的”で開催されている。
そのなかに利益が出る商品が眠っていることもあるため、見かけた際はすぐにリサーチして仕入れを行うことを徹底する。
(上記のようなセールは主婦層も多く、商品のはけ具合も早いため要注意)
◎「在庫処分品」・「現品のみ」の表示を見かけたら即チェック
上記のような表示の商品は須らく、”定価と比べかなりの安価”で販売されているため仕入れやすい傾向にある。
そういった理由で、”Amazonで出品しても利益が出しやすい”商品が多いので積極的に狙っていく。
(※ただしこの手の商品は、”箱・付属品がないと売れにくい”という性質を持っているため、「現品のみ」の商品については必ず店員に確認を取ってから仕入れること)
◎「〇〇%OFF」・「何割引き」と表示された商品
「在庫処分品」・「現品のみ」の中には”表示の何割引き”や”〇〇%OFF”といった値札をぶら下げた商品が多くある。
これらの商品は”安価で仕入れやすい=利益が出やすい”ため、積極的に狙っていくこと。
これらの商品はワゴンセールに限らず、商品棚に隠されていることもあるため、忘れずにチェックして見逃さないようにする。
仕入れ・出品時の注意事項
☑通販商品の家電は要注意
通販メーカーのキッチン用品は、「Amazon出品規制」にかかっている割合が多いため、販売するのに手間がかかる可能性がある。
そのため、取り扱い自体避けるか、別媒体で出品を勧める。
☑食商品同梱の商品は”賞味期限”の関係で納品不可
所謂コーヒーメーカーの類は、お試し用のコーヒーや試供品等が付属することがあるが、”商品の箱に記載された賞味期限を超過”している場合、FBAが定めたルールに抵触するため納品自体が不可になる。(中古品としては納品可能なので注意)
また、食品が同梱されていない場合にも”賞味期限を示すシールの類”が貼ってあれば納品不可となるため要注意。
☑調理家電の付属品チェックは徹底する
店頭で値引きされている商品の殆どが、”箱に入っていない剥き出しの商品”になるため、必ず店員に箱の有無を確認すること。
付属品に関しても、「そもそも揃っていない」や「日焼け跡が付いている」などの状態にある商品については、仕入れを見送ること。
(上記のようなことが多々あるため、チェックは厳重に行うことを頭に入れておく)
ということで、今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとございました!